【上棟日】施主がすることはたった3つ!実際のスケジュールも紹介

  • 上棟の日って施主は何をすればいいんだろう?
  • 1日中現場にいるの?
  • 「上棟式」をしない場合の施主の過ごし方が知りたい
  • 何か用意するものはある?
  • 大工さんたちにはどのような差し入れをすればいいの?

このような疑問やお悩みを抱えている方、多いのではないでしょうか。

カコ

分かりますよー。
私も最初、工務店からは「上棟日」が決まったとしか聞いていなかったので、「式」がないなら1日何をするの?と心配になりました。

しかし結論から言うと、上棟日に「式」をしない場合はただただひたすら「上棟」を見守り、職人さんへの労いと感謝を伝えるのみ!

1日中現場にいなければならない訳でもないので、基本、自由に過ごせますよ。

そこで今回は、我が家が上棟日にしたことを3つお伝えすると同時に、実際の1日のスケジュールもご紹介。

「式」をしなくてもとても感動する素敵な1日になるので、これから上棟日を迎える方は気負わず読み進めてみてくださいね。

土地工事の流れはこちら

INDEX

我が家は「上棟式」は行わず「上棟」を見守り感謝し楽しむ日に

上棟の日、我が家は「式」は行わず、上棟を見守り、労いと感謝を伝え、私たち自身も楽しむ日にしました。

上棟と言えばお餅をまいたり近所の人を集めたりして派手に「式」を行うイメージがありますが、最近では簡略化したり、式自体行わない施主も増えています。

カコ

住宅会社によっても違うから、確認してみてね!

「式」をしない場合は、施主が上棟現場に立ち会う・立ち会わないも自由ですし、1日中現場にいなければならないわけでもありません。

参加する時間帯も様々です。

私たちも、お昼に自宅に戻ったり買い物に出たりしつつ、わりと自由に過ごしていました。

しかし上棟は、たくさんの大工さんが集結して一気に家の骨組みを作り上げる大掛かりな作業。

施主にとってもお家の形ができあがる様子を見れる、貴重な一日です。

カコ

胸が熱くなるような素敵な光景をたくさん見れるから、都合がつくなら参加を強くおすすめしたい!!

なお、施主として参加する以上は、当然やっておいた方がいいことがありますよ。

次章で詳しくお話しますね。

【上棟日】施主がすること3つ

上棟日に施主がすることは、以下の3つです。

  • 現場の方たちに差し入れをする
  • 家の骨組みができあがる様子をひたすら見守る
  • 労いと感謝をしっかり伝える

たったこれだけですし当たり前のことばかりですが、式をしないぶん施主力が問われる部分でもあります。

詳しく見ていきましょう!

現場の方たちに差し入れをする

上棟日は、現場で頑張ってくれる方たちに差し入れをします。

差し入れを準備するにあたり当日の現場人数を把握する必要があるので、住宅会社に確認しておきましょう。(だいたい2週間前くらいには人数が決まります)

我が家の場合
  • 大工メンバー 8名
  • レッカーオペレーター 1名
  • 警備 2名

合計 11名

我が家の場合は11名と聞いていましたが、当日は住宅会社の営業さんに加え、

  • 資材運搬 2名
  • 屋根専門メンバー 3名

こちらの方々も来てくださったので、差し入れは多めに準備しておくと安心です。

差し入れの内容は、季節によって変わります。

どのようなものを準備すれば良いかは以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてくださいね。

そして上棟当日は、大工さんたちの休憩(10時・12時・15時)に合わせて、差し入れをしたり足りなくなったら補充したりします。

我が家は暑い時期の上棟だったため飲み物の減りが凄まじく、休憩のたびに補充しました。

現場の方たちに少しでも気持ちよく作業してもらえるよう、差し入れたらそのままにするのではなく、減り具合を気にしておきましょう。

我が家を担当してくださった現場の方たちは、「差し入れ、たくさんありがとうございます!」「美味しいです!」「助かります!」とそれぞれが声をかけてくださり、喜んでくれました。

カコ

準備こそ大変だけど、現場の方に喜んでもらえるよう頑張って準備しようね!

家の骨組みができあがる様子をひたすら見守る

作業中は大工さんたちの邪魔をしないよう、家の骨組みができあがっていく様子をひたすら見守ります。

どんどん柱が立てられて家の形になったり壁ができたり、1階ができたら2階・屋根と作業が移っていく様子は、ずーっと見ていても飽きない光景です。

何より、大工さんたちのかっこいいこと!!!

一丸となり、声をかけあって組み上げていく力強さ。

重たい木材を持ち上げ、細い柱の上を軽快に歩いていく姿から職人のプライドを感じました。

そして、とにかくみんな明るくて元気!

時折笑い声も聞こえ、楽しそうに作業する姿を見て夫が、「家に元気と笑顔を注入してくれてるね」と呟いたのが印象的でした。

カコ

また、現場監督が作業の見どころを説明してくれたよ。

特にレッカーのオペレーターが、大工さんの必要なタイミングで正確に木材を下ろす作業。

大工さんの動きにばかり目が行きがちなので、これは現場監督から説明がないと気が付きませんでした。

ポン

すごい技術だなと感心したよね。

このように、基礎しかなかった所に家の形が加わっていく光景や躍動感は、上棟の日しか見れません。

せっかくのチャンスなので、目に焼き付けながら思いっきり楽しみましょう!

カメラでの撮影について

工務店の営業さんから「定点カメラを立てて1日撮影する方もいる」と聞いて驚いたのですが、実際現場を見ると撮影したくなる気持ちがよく分かります。

カコ

家ができあがっていく様子を定点カメラで撮り、あとで倍速で編集したらすごく思い出に残る映像になるよね!

しかも現場では、つい見入って写真を撮るのを忘れてしまうので、定点カメラがあればよかったなと後悔しました。

これから上棟を迎えるなら、ぜひ定点カメラ撮影やってみてください

ただ、途中でレッカーの方向が変わったり運搬トラックが入ってきたりするので、同じ場所から見えなくなる可能性もあります。

撮影する場合は、カメラのセット位置を現場監督に相談しておくと安心ですね

労いと感謝をしっかり伝える

3つめは、現場の方たちに労いと感謝をしっかり伝えましょう!

私たちは、休憩時や作業中に外に出てきてくれたときに「ありがとうございます」と声をかけて積極的にコミュニケーションを取っていました。

作業中だと声をかけづらいと思うかもしれませんが、一言二言くらいなら問題ないようですよ。

反対に、大工さんの方から「分からないことや心配なことがあったらなんでも聞いてください!」と気遣ってもらいました。

また、我が家は手土産を準備していったので、作業終了時に大工さんに集まってもらい夫が感謝を伝えました。

カコ

ひとりひとりにお礼を言いながら土産をお渡ししたら、大工さんからも「1日ありがとうございました!」と言ってもらえて本当に嬉しかった!

1日でお家が形になるのは、現場の方たちの頑張りがあってこそです!

労いや感謝を伝えられて嫌な人はいないはずですし、どんどん言葉にしていきましょう!!

【上棟日】我が家の実際のスケジュール

上棟日の我が家のスケジュールは、以下のとおりです。

現場到着 – 作業見学

8時から開始と聞いていたのに、到着したらもう柱が立っていて焦りまくる。笑

車から降りて挨拶できる方に挨拶していると、8時にリーダーの大工さんが「この柱は置いているだけなので安心してください。今から上棟を始めますのでよろしくお願いします!」と伝えてくれて一安心。

その後ひたすら見学。

差し入れの設置を開始

10時の休憩に向けて、工務店の営業さんに差し入れの設置場所を相談→設置。

休憩時に大工さんたちにそれぞれ挨拶。

大工さんたちとお話ししていると、現場内を案内してくれた!

はじめて家の中へ!

買い出しへ

差し入れの減りを見て、買い出しに行き補充。

その後、お昼まで見学。

一旦自宅に帰る

差し入れをしっかり補充してからお昼ご飯を食べに自宅へ。

その後、3人ともしばしお昼寝。笑

現場に戻る

15時の休憩に合わせ、現場近くのドラッグストアで差し入れのアイスを買ってから戻る。

差し入れも補充。

通り雨があったため、現場内で雨に濡れた木材等の説明を受ける。

その後もひたすら見学。

片付け – 締めの挨拶

差し入れを入れていたボックス等の片付け。

大工さんたちの片付けが落ち着いてきたタイミングで集まってもらい、締めの挨拶。

手土産を渡す。

自宅へ

大工さんたちが見送ってくれる中、家路へ。

このような1日でした。

我が家の場合、現場を離れた時間はそう長くはありませんでしたが、それは現場と今の自宅が遠いからです。

もっと近かったらちょこちょこ自宅に戻っていたかなと思いますし、実際、小さいお子さんがいたり仕事があったりして短時間だけ来られる方もいるようです。

施主は基本的には自由に行動できますが、なるべく大工さんの休憩に合わせて動いてみてくださいね!

【上棟日】Q&A

服装は普段通りでいいの?

もちろん、普段通りでOK!

骨組みがある程度できあがると中に入らせてもらえるので、動きやすい服装や靴でいくのをおすすめします。

ヒールやサンダルは避けるのが無難です。

施主は現場で挨拶するの?

私たちの場合は、8時前に到着したらすでに柱を置く作業が始まっていたため、見学中に出てきてくれた方にはその都度挨拶。

10時の休憩時に、まだ挨拶できていなかった大工さんたちともお話できました。

大工さん一同の前で挨拶したのは、締めのとき。

作業終了時に手土産を渡す前です。

雨が降ったらどうするの?

朝から大雨が降る予定なら、前日の午前中までに中止の決定がされる場合が多いようです。

私たちはどうしても上棟の日をずらせなかったので、多少の雨なら決行。

もしもの時は、柱1本だけ建てて「上棟」し、残りは別日に作業する方法もあると言われていました。

トイレはどうしていたの?

買い出しに行った時にスーパーやコンビニでお借りしたり、自宅に帰った時にすませたりしていました。

近所の人へ挨拶するの?

地鎮祭の時に、工務店の営業さんと一緒にご近所に挨拶まわりをしたので、上棟の日にはしていません。

ただ、運よくご近所の方が3組ほど外に出てこられるタイミングがあったので、その都度挨拶しました。

当日はクレーンの音や木材を組む音がかなり響くので、お会いできるご近所さんには「ご迷惑をおかけしてすみません」とお伝えしておくといいですよ。

たった一度の上棟!思い出に残る素敵な1日にしよう!

上棟は、たった一度きり。

1日で、たくさんの素敵な光景を見れる日です。

都合がつくなら参加して、ぜひ現場を見守ってみてください。

きっと今まで以上に感謝の気持ちやマイホームへの想いが強くなるはずです

本記事のおさらい!

上棟日に施主がすることはたった3つ!

  • 現場の方たちに差し入れをする
  • 家の骨組みができあがる様子をひたすら見守る
  • 労いと感謝をしっかり伝える

なるべく大工さんたちの休憩に合わせて動くように心がけましょう。

カコ

素敵な上棟の日を迎えられますよう♡
楽しんでね!

ブログ村ランキングに参加しています!
よろしければポチッとお願いいたします

にほんブログ村 住まいブログ 家づくりへ

我が家はこんな家!

INDEX