【1階完結型の家を実現】我が家の間取りポイントと2階の使い方も公開!
- 洗濯物を2階に持って上がるのが重いし面倒くさい…
- 子どもが自分の荷物を2階に持って上がらないから片付かない…
- 老後は階段が心配…
- 1階だけで生活できるとラクなのに…
このようなストレスを抱えている方は多いはず。
もちろん私もそうです。
年々階段の上り下りがおっくうになってきて、生活用品をいちいち2階に取りに行ったり持って上がったりするのも面倒。
せっかく家を建てるのだから、少しでも日々の負担が軽くなる家にしたいよね。
そこでこの記事では、40代夫婦の私たちが実現した「1階完結型の家」について、徹底解説いたします!
「1階完結型の家」は、2階建てだけど1階だけで生活できる家のこと。
- 将来を見据えた家づくりがしたい
- 毎日の家事の負担を少しでも減らしたい
- 極力階段の上り下りを減らしたい
このような方は、最後までお読みいただき、家づくりの参考にしてみてくださいね!
本題に行く前に…
1階完結型の家をお考えの方は、まずは間取りを作ってもらいませんか?
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1階完結型の家とは「2階に上がらなくても生活できる家」
冒頭でもお話したように、1階完結型の家とは、極論、寝るとき以外は2階に上がらなくても生活できる家のこと。
水回り・クローゼットなど日常生活に必要なものは全て1階に配置して、2階建てなのだけど、ほぼ平家のような感覚で生活できるのが特徴です。
例えば、毎日のお洗濯。
洗濯機を回して重たい洗濯物を2階のベランダまで持って上がるのも重労働。
干して、畳んで、それぞれの部屋のクローゼットに収納しに行くのも大変ですよね。
それが、「洗濯する→干す」を同じところで行い、「しまう」場所もその動線上にあったとしたら…1階と2階を往復せずに済み、とてもスムーズです。
最近ではベランダの代わりにランドリールームを作ったり、個々のクローゼットは付けずにファミリークローゼットを設けたりする家が増えてきました。
また、若いうちは2階は「寝室用」と割り切り、老後は1階だけで生活できるよう和室を設けておく家庭もあります。
将来を見据え、マンションや平家のようなお家を2階建てで作ることで、快適な暮らしを実現させられるのが「1階完結型の家」なのです。
1階完結型の家のメリット
それでは、1階完結型の家のメリットを見てみましょうー!
- 階段の上り下りの負担が減る
- 家事動線が短くなる
- 自然と1階に家族が集まる家になる
- 老後は階段を使わずに生活できる
- 2階があるので水害の際にも避難できる
階段の上り下りが減るぶん生活がラクになるのは言わずもがなですが、家族が自然と1階に集まる家になるのも魅力的!
我が家はもう全員大人ですが、それでもやはり家族が1階に集まっている時間は、なんだかホッとするんだよね。
また、近年は水害も増えているため、いざというときは2階に避難できるのも助かりますね。
1階完結型の家のデメリット
では、1階完結型の家にはどのようなデメリットがあるのでしょうか?
- ある程度の土地の大きさが必要になる
- 1階面積が大きくなるため建築費が上がる
- 総二階よりも耐震性が低くなる場合がある
- 1階に集結させるためリビングが圧迫する可能性もある
必要なものを1階に集結させると生活は快適になる一方、土地や建物に対するデメリットが多くなります。
まず耐震性ですが、(1階完結型に限らず)1階が大きく2階が小さい家は、総二階の家よりかは「直下率」が低くなる場合があります。
耐震性はとても大切。
間取りだけを優先せず、設計士さんとも耐震性についてしっかりと話し合い、安定した家づくりをしていきましょう!
また、1階にいろいろ詰め込みすぎるとリビングが圧迫する可能性もあります。
廊下をなるべく省いた間取りにしたり、2階に納戸を作って普段必要のないものはそちらに収納したりして、家族のくつろぎスペースを圧迫しないようにする工夫が必要です。
我が家は1階完結型の家
我が家は1階完結型の家です。
- 寝るとき
- 趣味や仕事に没頭したいとき
- 納戸の中のものに用事があるとき
- 2階を掃除するとき
上記以外は1階ですべて完結するようにしました。
今まで転勤で様々な家に住んできましたが、40代になって体力の衰えを実感するようになり、2階との往復のおっくうさを感じる日々。
そのため、家づくりを考え始めた頃は平家も検討していました。
しかし平家となるとどうしても土地の大きさが必要となり、建物の建築費も上がってしまいます。
我が家にとって予算面で現実的ではなかったため、2階建・総二階の「1階完結型の家」を目指すことにしました。
1階完結型の家にするためにやったこと
1階完結型の家にするために私たちがやったことをまとめてみました。
- 家中の物を書き出してから収納を考えた
- 1階にランドリールームを作って水回りを集結させた
- 1階にファミリークローゼットを作った
- 部屋同士を回遊できるようにして廊下を極力減らした
- 2階は「おまけ」と考えた
間取りを作る際のポイントと合わせて、順番にご紹介しますね!
家中の物を書き出してから収納を考えた
まずは、家中の物を細かくノートに書き出してから1階・2階それぞれに振り分け、収納を考えました。
主に、1階は生活に必要なもの、2階は季節ものや毎日の生活では使わないもの。
靴や服の数も把握し、文房具などの細々した生活雑貨に至るまで、全て住所を決めて振り分けていきます。
作業の順番はこちら。
- 我が家にある物を書き出し量を把握する
- 1つずつ1階・2階どちらに収納するのか振り分ける
- さらにそれぞれの収納場所(住所)を決める
- ノートを設計士さんと共有し、一緒に収納場所と大きさを確認・修正
我が家は子どもが大学生で、今後オモチャや学校の物が増えることもないため、現在の状況をそのまま収納の大きさに反映できたよ。
お子さんが小さいご家庭だと、これからの成長に備えて収納を多めにとっておく必要があるね。
ここで大切なのは、1階の収納を充実させるのはもちろんですが、普段使わないものまで1階に置かないこと。
あくまでも1階は普段の生活に必要なものだけにして、間取りを圧迫しないように気をつけましょう。
1階にランドリールームを作って水回りを集結させた
元々洗濯は部屋干し派なので、1階にランドリールームを作り、お風呂・洗面・トイレの水回りを動線で結びました。
ランドリールームは脱衣所も兼ねており、「脱いで洗濯して干す」が1部屋で行えます。
洋服もほとんどをハンガー掛けしているので、乾いたものはハンガーから外すことなく収納できるのも家事ラク方法の1つ。
ランドリールームのハンガーパイプは2列に設置するお家も多いですが、我が家はL字型に設置して部屋に少し余裕を持たせました。
そうすると洗濯物が動線の邪魔にならずに済みますよ。
家族が多くて洗濯物がたくさんあるお家は、2列に設置した方がたくさん干せるよ!
1階にファミリークローゼットを作った
今まで洗濯動線に苦労していたため、無駄な動きがなくなるようランドリールーム横に家族3人分のファミリークローゼットを作りました。
ランドリールームで洗濯して干す。
乾いたらハンガーのまま隣のファミクロへしまう。
数歩でこの作業が終わるのは、洗濯作業だけで何度も階段を上り下りしていた生活からしたら、考えられないほどのラクさ!
また、1階にファミクロがあると、朝の身支度や帰宅後の着替えもいちいち2階に上がらなくても済みます。
間取りを考えるときは、必ずランドリールームとファミクロはセットで作ってもらいましょう!
ただ、子どもが女の子だったら子どもだけは別にクローゼットを設けていたかも…。うちは男の子だからか?親とのクローゼット共有を嫌がらなかったよ。
部屋同士を回遊できるようにして廊下を極力減らした
1階の面積が限られているため、1階完結型の家を実現させるには、極力無駄のない間取りにしなければなりません。
そのため、洗面を部屋の中に設けるのではなく、共用廊下に独立させました。
おかげで、どうしても省けなかった廊下が無駄にならず、洗面・ファミクロ・ランドリールームが回遊できるように。
- 外から帰ってきたら洗面で手を洗ってうがい
- ファミクロに荷物や服を置く
- ランドリールームで脱衣してそのままお風呂!
この流れがワンストップで行えます。
部屋同士を回遊できるようにすると最短距離の動線が出来上がるので、間取りに無駄がなくなりますよ。
ファミクロ同様、我が家のようなオープンスタイルの独立型洗面は、女の子のいるお家だと嫌がられるかも!
お子さんの意見を聞くのも大切だね。
2階は「おまけ」と考えた
1階が生活拠点、2階は「おまけ」と考え、「寝るとき」「仕事に没頭したいとき」「趣味をのんびり楽しみたいとき」のプライベートフロアにしました。
- それぞれの個室・3部屋(書斎含む)
- ライブラリー+2ndリビング
我が家は総二階なので、1階の面積に合わせると少し2階を持て余してしまいます。
そこで、本や雑誌・DVD類をまとめたライブラリーを作りました。
休日は2ndリビングでゆっくり漫画を読んだり、プロジェクターで映画鑑賞したりできるようなプライベートフロアに。
贅沢な使い方だとは思いますが、これも1階を生活拠点にしたおかげで出来上がった「おまけ」空間です。
休日はゆっくり心も体も癒したいと思っている方や、我が家のように子育てが落ち着き、時間に少し余裕が出てきた年代の方にもおすすめ。
あと、2階には納戸を設けて、季節ものや普段あまり使わないものを収納するようにしました。
1階完結型の家は魅力がいっぱい!快適な暮らしを実現しよう!
1階完結型の家は、2階建てでも、ほぼ平家のような感覚で生活できるのが最大の魅力ですね。
- 階段の上り下りの負担が減る
- 家事動線が短くなる
- 自然と1階に家族が集まる家になる
- 老後は階段を使わずに生活できる
- 2階があるので水害の際にも避難できる
階段の上り下りの負担を減らし、無駄のない動線で快適な暮らしを実現させられます。
一方で、以下のような土地・建物側のデメリットが出てきます。
- ある程度の土地の大きさが必要になる
- 1階面積が大きくなるため建築費が上がる
- 総二階よりも耐震性が低くなる場合がある
- 1階に集結させるためリビングが圧迫する可能性もある
設計士さんともしっかり話し合い、理想と現実のバランスが取れた家づくりをしてくださいね。
なお、1階完結型の家が気になる方は、まずは住宅会社に間取りを作成してもらい、イメージを具体化するのもおすすめ。
この記事が、あなたの家づくりのお役に立てれば幸いです。
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