【注文住宅の打ち合わせ】回数や期間・注意しておくべき3つのポイントを解説
- 注文住宅の打ち合わせ回数と期間を知りたい
- 1回の打ち合わせ時間は?
- 打ち合わせで注意すべきことがあれば知りたい
- 注文住宅の打ち合わせを経験した人のリアルな声が聞きたい!
注文住宅を建てる方で、このような疑問をお持ちの方多いのではないでしょうか。
私も家づくりを始める前、一体打ち合わせにどのくらい時間がかかるのか、目安として知りたかった!
注文住宅の打ち合わせ回数は、10回程度が一般的。
我が家も同じく10回で打ち合わせを終えましたが、打ち合わせ期間中は家づくりにどっぷり浸かるようになるので、なかなかヘビーな日々を送りました。
そこで本記事では、我が家の打ち合わせ期間や、期間中に行っていたことを公開。
同時に、打ち合わせを経験して感じた注意すべきポイントを3つお伝えしていきます。
打ち合わせを終えたばかりのほやほやな体験談ですので、打ち合わせをスムーズに終わらせるための参考にしていただければと思います!
わが家が住宅会社をスムーズに決められた方法を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください
\契約破棄の過去を乗り越え…/
注文住宅の打ち合わせ回数は5〜10回が一般的
冒頭でも触れましたが、注文住宅の打ち合わせ回数は、5〜10回程度が一般的。
期間にすると、3〜6ヶ月間の方が多い印象です。
ただ、人によっては10回を超える方もいますし、こだわりが多いほど打ち合わせも多くなる可能性も。
中には、打ち合わせ回数が決められているハウスメーカーもありますので、展示場に訪問した際にでも聞いておくと安心ですね。
また、打ち合わせ回数や期間は、いつ引き渡し→引越ししたいかによっても変わってきます。
- 子どもの入園入学に合わせたい
- 会社の家賃補助がなくなる前に引越したい
- 来年から夫が単身赴任になるので年末までに引越したい
- 賃貸の更新時期に合わせたい
など、希望の入居時期があるのなら、スケジュールを逆算して考えましょう!
我が家の場合も5ヶ月間で10回の打ち合わせ
我が家は、2023年3月末に土地を契約後、4月から8月までの5ヶ月間で10回打ち合わせを行いました。
- 間取り打ち合わせ:4回
- 内装打ち合わせ:6回
- 打ち合わせ日以外はチャットワークでやり取り
先ほど希望入居時期のお話をしましたが、私たちも会社の住宅規定により、2023年の年末までに引越しを終えて定住地を決定しなければなりません。
そのため、必ず年内引き渡しが出来るよう、かなり余裕を持ってスタートしたはずでした。
しかし、土地探しに思った以上に時間がかかり、家づくりのスケジュールを圧迫する事態に。
後半の打ち合わせは、かなり巻き気味で進めました。
本来なら最後まで時間をかけて打ち合わせしたかったのが本音ですが、良い土地に巡りあうのはタイミングとご縁なので仕方ありません。
余裕すぎるくらいの余裕を持ってスタートすると、予定通り行かなかったときにも落ち着いて進められるね。
土地探しが難航している方へ
それでは、我が家の打ち合わせ回数と内容を詳しく見ていきましょう!
間取り打ち合わせ:4回
- 4月→ 2回
- 5月→ 2回
間取りの打ち合わせは主に設計士さんと行い、合計4回。
その後も小さな変更はありましたが、大きくは変わらなかったので4回で決定しています。
また、間取りの打ち合わせと並行してショールーム巡りも開始。
毎週末ショールームや打ち合わせに出掛けていて、忙しかった時期だよ。
参考までに、この時期に私たちが巡ったショールームも記しておきますね。
※重複しているショールーム有り
- リクシル
- パナソニック
- クリナップ
- タカラスタンダード
- ウッドワン
内装打ち合わせ:6回
- 5月→ 1回
- 6月→ 1回
- 7月→ 3回
- 8月→ 1回(最終確認)
間取り決定後はICさんが合流し、だいたい2週間に1回のペースで内装の打ち合わせ。
とにかく決めるものが多いので、家でも調べ物をしたり、夜中まで話し合ったりして家づくりに没頭していました。
6月は決めても決めても終わりが見えず、若干気が狂いそうだった。笑
しかし、少し終わりが見えてきた7月に「今のペースでは年内引き渡しが難しい」となり、残りを早急に決めなければならなくなったため疲れもマックスに!
自分たちでいろいろ決めたくて注文住宅を選んだはずなのに、「もういい…早くぜんぶ終わりたい…ラクになりたい…」と思いながらこなしていました。笑
加えて、7月は地鎮祭、8月には外構の打ち合わせが2回と手形式があり、毎週工務店通いでした。
打ち合わせ日以外はチャットワークでやり取り
そのほかは、変更点や疑問点があればチャットワークでやり取りを行いました。
打ち合わせ日以外での連絡手段としてチャットワークやLINEを使うのは、状況を記録する意味でも良い方法だと思います。
しかし、文字だけのやり取りは、以下のような理由で正直苦手と感じる方も多いかもしれませんね。
- 顔が見えないため相手の反応が分からない
- (チャットワークは)既読機能がないため読んでくれているのか分からない
- 返信が来ない場合もある
- 文字だけでは伝わらない部分が多い
- やり取りに時間がかかり話が進まない
- かなりの人数がトークグループに入っているため送るのを遠慮してしまう
我が家も例外ではなく、実際に文字だけで話を詰めていく難しさを感じた出来事もあったため、
- 早急に連絡しなければならないとき
- 小さな変更点や疑問点
上記以外は、なるべく打ち合わせで話すようにしました。
本来は、チャットワークやLINEでのやり取りですぐに問題が解決できるのが理想だよ!
打ち合わせ時間は1回につき3時間程度
私たちは、打ち合わせ1回につき3時間くらいかかっていました。
電気回路図やテレビ配管など、しっかり考えて打ち合わせしておかなければならない日だと、4時間を超すときも。
本来なら2時間程度のようですが、工務店さんも「時間内で終わる人はほぼ居ない」とおっしゃっていたとおり、2時間で終了した日は1度もありませんでした。
しかし、打ち合わせが長時間だったのに関しては、我が家がこだわり強め夫婦だったのも原因だと自覚しています。
あとは、前章でお話したように、チャットワークでのやり取りだと「伝わりにくい+時間がかかる」ため、なるべく打ち合わせで話して、その場で解決したかったのもあります。
打ち合わせの日までに疑問点や変更点・相談内容を全部リストアップして、当日ひとつひとつ潰していく作業が定番でした。
毎回、根気強く付き合って下さった担当の皆さんに心から感謝です。
そのほか|外構の打ち合わせは3回
間取り・内装のほかに、外構の打ち合わせもありました。
1回目→ 5月(建物の打ち合わせが始まってすぐの頃)
その後、設計士さんと外構内容を詰め、2社相見積もりをお願いして外構業者を選定
2回目・3回目→ 8月(建物の打ち合わせも終盤に入っていた頃)
外構の打ち合わせを始めたのは建物の仕様がほぼ決まった頃だったため、建物に予算が費やされた結果、外構予算が足りなくなる問題発生。笑
私たちのようにならないためにも、以下のポイントに気を付けて打ち合わせを進めましょう!
- 外構予算はあらかじめ多めに取っておく
- 相見積もりをする外構業者を早めに探しておく
- 外構打ち合わせは早めに開始する
しかし、外構も早くから打ち合わせすれば良かったと後悔しつつも、膨大な内装決めと並行して外構を考える余裕は無かったとも思う。笑
家づくりの打ち合わせで大切な3つのポイント
家づくりの打ち合わせでは、注意しておきたいポイントが3つあります。
我が家が5ヶ月間の打ち合わせでリアルに感じたものばかりですので、チェックして今後に活かしてくださいね。
- 打ち合わせまでに夫婦(家族)の意見をまとめる
- 打ち合わせ内容を記録する
- 不明点・疑問点・意見は遠慮せず伝える
順番にお話しますね!
打ち合わせまでに夫婦(家族)の意見をまとめる
まず、打ち合わせまでに夫婦(家族)の意見をまとめておきましょう!
お恥ずかしい話ですが、私たちはお互いの意見を擦り合わせないまま打ち合わせに行ってしまい、険悪な空気が漂ったときがあります。笑
夫婦(家族)の意見がまとまっていないと「は?」「え?」「聞いてない」となってイライラ。
そのせいでお互い言葉が刺々しくなり、またさらにイライラ。
その場では何とか抑えたけれど、帰りの車で大喧嘩したよ。笑
何より、険悪ムードになるとICさんや設計士さんに気を遣わせてしまったり、意見をまとめるのに無駄に時間がかかったりしてしまいます。
私たちも反省して話し合い、次回の打ち合わせからは伝える内容を必ず一緒に確認・擦り合わせてから行くように。
夫婦(家族)の意見がきちんとまとまっていると土台が安定するため、スムーズ、且つ和やかに進められますよ。
夫婦喧嘩せず家づくりする方法
打ち合わせ内容を記録する
工務店側と施主側とで「言った・言わない」を避けるため、内容をこまめに記録するようにしましょう。
我が家は、打ち合わせで話したい疑問点や確認事項を書いたノートを持参し、担当者からの返答や決定事項を書き込んでいました。
ノートパソコンやダブレットを持ち込むのも有り!
特に記録しておきたいのは以下の3つです。
- 期限や日時
- 金額
- 注文内容
打ち合わせでは、とにかく決めるものが多いので、スピードよく進んでいきます。
そのため後から自分たちも「あれ何にしたっけ?」と記憶が曖昧になることがあり、記録は振り返りとしても役立ちます。
また、トラブル回避にも大変有効。
実際に我が家では、最終確認の段階で注文内容が違っていたものや、伝えた変更点が修正されていないままの箇所がありました。
しかし、記録があったためすぐに修正。大きなトラブルにならずに済みました。
人間ですので誰しも間違いはありますが、それが大きなトラブルに繋がってしまった場合にも、記録は明確な証拠になります。
お互いが気持ちよく家づくりを進めていくためにも、自分たちが出来ることはやっておくと安心だね。
不明点・疑問点・意見は遠慮せず伝える
不明点や疑問点・意見はどんな小さなことでも遠慮せずに伝えるようにしましょう。
打ち合わせ期間中は「見積もり依頼」や「変更」のオンパレード。
- こんなこと聞いて迷惑じゃないかな…
- 何度も見積もりや変更をお願いするの申し訳ないな…
- 意見を言うと家づくりのプロに歯向かうことにならないかな…
このように、相手への申し訳なさから遠慮してしまう場合も少なくありません。
また、打ち合わせを重ねるにつれ不信感が生まれ、半ば諦めのような形で言うのをやめてしまうパターンもあります。
- 何度お願いしても直っていない箇所がある
- 頼んだことを忘れられている
- 言っている内容がコロコロ変わる
- 何も説明がないまま変更されていたり見積もりに追加されていたりする
- 返信がない
じつは我が家も「もうこれでいいや…」と妥協しそうになった経験があるよ。
ですが、これから長い間住むマイホームなのですから、一時の遠慮や我慢で妥協してしまっては後悔だけが残ります。
私たちは「やっぱりあの時言っておけばよかった」と思いながら暮らすのは嫌だと思い直し、思い切って伝えるようにしました。
- 遠慮はせず納得いくまで話をする!
- 不安はすぐに伝える!
- 疑問点や変更点を持ち越しにしない!
そのためには、施主側も出来る限りの準備や努力が必要になりますよ。
- しっかり情報収集する
- 期日は必ず守る
- 早めの返答を心がける
- 夫婦(家族)の意見をまとめてから打ち合わせに行く
- 不明点・疑問点・意見は遠慮せず伝える
- 打ち合わせ内容を記録する
- 感謝の気持ちやお礼は必ず伝える
たくさん話してお互いに歩み寄りながら、担当者としっかりとした信頼関係を築いていきましょう。
納得できるまで打ち合わせを!施主もできる限りの準備・努力をしよう
打ち合わせの回数は5~10回。期間は3〜6ヶ月が一般的です。
しかし、納得できない場合は途中で妥協したり諦めたりせず、担当者としっかり話し合いをしてくださいね。
もちろん、納得いく家を作るためには、施主側の準備や努力も欠かせません。
家づくりは担当者と施主の共同作業ですので、力を合わせて良い家を作っていきましょう!
本記事が、あなたの家づくりのお役に立てると幸いです。
【PR】タウンライフ
家づくりを失敗したくない方へ
家事ラクの家が建てたい方へ
ブログ村ランキングに参加しています!
よろしければポチッとお願いいたします
\ 少しでもお得に家づくりしたい方へ /
私たちが建てた「株式会社 善匠」は
とってもお得なご紹介キャンペーン中!
【PR】株式会社善匠