【体験談】土地探し疲れた…負のスパイラルから脱するためにやったこと
- 土地がなかなか決まらず疲れてしまった…もうやめたい
- 一体いつになったら家づくりが開始できるのかイライラ…
- 土地が見つかるまでの体験談が知りたい
マイホームを建てるのが決まり、ウキウキしたのも束の間。
土地探しが難航し、イライラモードで疲れ果ててはいませんか?
一生住む場所だと思うと妥協はしたくないし、妥協して決めた後に理想の土地が出てきたらショックだし、そうなるとますます決めるタイミングもわからない。
この負のループ、永遠に続くんじゃないかと思いますよね…。
いやもう気持ちわかりすぎる…。
わが家は、土地が決まらなさすぎて家づくりを断念したいと工務店に相談したくらいです!
しかし、こんなに苦しんでいても、決まるときは驚くほどにすんなり決まります。
「え?今までのつらい日々は何やったん?」と思うほどに。
そこで今回は、家づくりを断念しかけた私たちが、土地が決まるまでにやったことをすべてお話しようと思います。
不安と焦りでお疲れだとは思いますが、あと少し頑張って!土地探しスパイラルを脱するための参考にしてみてくださいね。
わが家が住宅会社をスムーズに決められた方法を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください
\契約破棄の過去を乗り越え…/
土地探し期間は一般的にどのくらいかかる?:わが家は9ヶ月
土地探しにかかった期間は、わが家の場合は9ヶ月です。(見に行った土地の数は55ヶ所)
これを、長いと感じるか短いと感じるかですが、私は正直「長い」と感じていました。
なぜなら、すぐに見つかると思っていたからです。(シンプル。笑)
土地を探していると、2~3ヶ月のうちは、「まぁ、まだちょっとしか経ってないし…」となんとなく余裕もあるのですが、それが半年も経つと気持ちも一変。
なかなかなプレッシャーに見舞われます。
そして、「みんな土地が決まるまで、一体どのくらいかかったのだろう?」という「平均」を知りたがるように。
ネットで「土地探し どのくらいかかる」「土地探し 期間」など調べてみたり、工務店さんにみなさんの状況を聞いてみたり、やたら他所の様子が気になってた…!
しかし、土地が決まった今だからこそ言えるのかもしれませんが、私は、期間など気にする必要なかったと感じています。
なぜなら、結局何をどう調べても、「人それぞれ」だからです。
探しているエリアも違うし求める坪数も形状も違う。
土地の好みも、予算も、家庭の状況だって違います。
結果、1ヶ月で決まった人もいれば、何年も探している人もいる。
私のようにまわりと比べ、焦りがさらに大きくなったら元も子もないよね。
期間が短かったから良い、長かったから悪いわけでもなく、結局は自分たちにとっての理想の土地が見つかったときが、土地探しが終わるタイミング。
私たちは今回の土地探しを通して、タイミングと縁を心から実感しました。
今、不安と焦りでいっぱいのあなたも、少し肩の力を抜いて読み進めてみてください。
きっと縁ある土地は出てきますから、大丈夫ですよ♡
土地が決まるまでにやったこと:行動編
それでは早速、私たちが土地を決定するまでにやったことをお伝えしますね。
- 建てたい家に必要な坪数を把握した
- エリアを変えて通い詰めた
- 土地に求める条件を見直して選択肢を広げた
- 少しでも気になる土地はすぐに見に行った
- 【重要!】住みたいエリアに強い不動産屋に行った
それでは順番に見ていきましょうー!
建てたい家に必要な坪数を把握した
今、自分たちにとって本当に必要な土地のサイズが把握できていないのなら、工務店やHMにお願いしてもっと細かく絞り込んでもらうのも一つの手です。
私たちが本格的に土地探しを開始したとき、以前、他社で間取りを作ってもらっていたため、だいたいの必要なサイズは把握していました。
しかし、時間の経過とともに間取りの希望が増えたり変わったりしてしまい、また選ぶ土地のサイズが大中小とバラバラな事態に。
特に困ったのは、住環境が良いからと言っては、不必要なほど大きい土地まで視野に入れるようになったこと。
「ドックランが作れるじゃーん♡」となってみたり(犬飼ってない)、平家いけるかも?と思ってみたり(元々は平家希望)、どんどん理想の家が膨らんでいった結果、本当に必要なサイズが分からなくなり迷走。笑
挙げ句の果てに、小さめの土地を見ると「狭い…」と感じるようになっていました。
もちろん、坪数が増えれば増えるほど土地の価格も上がり、完全に予算オーバー!
すると(困り果てた)工務店が、私たちに必要な家のサイズを、もう一度さらに細かくヒアリングする時間を設けてくれました。
- 1階・2階それぞれに配置したい部屋(大きさも含め)
- 庭の大きさ
- 家の形状
- 車は何台置くのか(縦列でもOKかも含め)
想像だけでは分かりにくいだろうと、工務店の「標準サイズ」のモデルハウスで体感しながら徹底的に確認。
結果…
- 2階建てなら総二階が希望
- 庭は本来は不要
- 車3台目は無くてもOK
- 洗面・脱衣所とランドリールームは一緒にしてもOK
- お風呂も一坪サイズでOK
などなど、自分たちにとって本当に必要な家のサイズを詳しく把握できたことで、土地選びにブレと無駄がなくなりました。
ふわふわした感じのまま進めていても、時間がかかる一方だったよ
中でも、庭の有り無しやサイズは土地選びに大きく関係するので、家族の意見をしっかりまとめた方が良いです。
話し合いのおかげで、わが家はドックランより何より、庭自体要らなかったのを思い出しました。笑
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エリアを変えて通い詰めた
探しているエリアに土地が見つからない場合は、エリアを広げたり変えたりするのもおすすめ。
わが家はエリアを3回変更しており、最終的に決めた土地は4つめのエリアです。
1〜3つめのエリアでもそれなりに話は進むものの、どうも決め手に欠けて見送った物件数知れず…。
もやもやしたまま土地を探していましたが、たまたま車で通りかかっただけのエリアにビビっ!ときて、毎週通い詰めました。
歩いて、走って、食べて、買い物して、その土地での暮らしを擬似体験した結果、揺るぎない最終エリアに決定!
人気のエリアで金額的に厳しかったけど、たま〜に手が届く価格の土地が出てくるので、そのタイミングに望みを託すことにしたよ。
住みたいエリアを決めるのは基本ですが、他のエリアを見て通ってみると意外にも自分たちの生活がイメージできたり、良いところを発見できたりする場合もあります。
もちろん反対も然りで、「やっぱりここは違うな」と思えば除外できるので、それも良し。
一つの選択肢の中で疲弊するよりも、エリアを広げたり変更したりするのは、「土地=住みたい場所」に近づける近道だと私は感じます。
自分たちの全然知らない場所に、新しい未来が待っているかもですよ!
土地に求める条件を見直して選択肢を広げた
エリアの選択肢を広げるのと同様、土地に求める条件も見直してみました。
例えば、
- 古家ありの土地はNG
→お化け屋敷のような古家を見て以来トラウマに。そこに家を建てるイメージができずNGに - 分筆の土地はNG
→分筆の境界トラブルで建てる時期が不透明になる場合があるため - 高低差がある土地はNG
→造成費が高くなるのと歳をとってから階段が多いとキツイと思ったため
こういった条件を見直して、
- お化け屋敷ではなければ古家ありもOK
- 分筆の土地はもう片方の土地の詳細が分かるものならOK
- 多少の高低差はOK
上記のように変更した結果、めぐり会った土地は分筆で古家付き。
しかも、若干坂になっているため、高低差もマックス1mあります。(造成前)
それでも、家族3人の意見が初めて一致。購入しました。
当初の条件のままだったら出会わなかったと思うと、本当に見直してみてよかったと思う!
分筆は分筆でも土地によって状況が違うので一概にデメリットが多いとは言えないですし、そのような土地も視野に入れてみたら、案外メリットの方が大きかったりしますよ。
気になる土地はすぐに見に行った
ネットで見たり直接情報をいただいたりして気になった土地は、Googleマップで確認後、すぐ見に行きました。
これは子どもが大学生のわが家だからできた方法ですが、情報が上がったその日の夜に3人で見に行くことも。
すぐに見に行く理由は2つ。
- 土日まで待っていたら売れてしまう可能性があるため
- 現地確認をしないまま悩む時間がもったいないため
人気エリアの土地は特に動きが早いので、なるべく早く見ておくのが良いです!
「次の休みに見に行こっか」と話していたら、その間に売れてしまうのを何度も経験し、スピード感が大事だと改めて感じていたから。
夜の場合はもちろん車からは降りずに前を通るだけですが、土地だけではなく、街並みや道幅・周辺環境はある程度把握できます。
そして、これは不動産屋あるあるなのですが…ネットに載っている土地の写真では気付かなくても、現地に行ってみるとハンパない高低差に驚くことが多々(←強調)あります。
この写真マジックに、何度騙されたことか!笑
不動産屋さんも「高低差を感じさせないように写すのがコツなんです。すみません(てへ)」と認めていました。笑
そのため、「気になったら即現地確認すべし!」がわが家の鉄則となり、購入した土地も情報をもらった日の夜中に見に行きました。
→帰りの車内で家族会議をして購入の意思を固める
朝イチで連絡し、すでに購入を前向きに検討している意思表示をする
工務店と不動産会社が直でやりとりをし、土地の詳細を共有
現地確認の手配もしてくれる
工務店担当者に土地をしっかり見てもらい、リスク箇所や造成についての説明を受ける
→その日のうちに買付証明書を出す
申込み時には、その土地の問い合わせが3件入っていたみたい…!
全てにおいてスピード感を大事にしたからこそ、購入につながったと思っています。
【重要!】住みたいエリアに強い不動産屋に行った
今、土地探しを「自分たち+HM(工務店)」だけで行っているのなら、不動産会社に直接出向いてみるのもおすすめです。
どこのHM・工務店でもそうだと思うのですが、私たちが契約した工務店にも営業部と不動産部があり、初めは工務店との二人三脚で進めていました。
しかし、この工務店で扱える物件はレインズ(不動産会社が扱うデータベース)掲載物件のみ。
「未公開物件」はありません。
土地は、7日以内にはレインズへの掲載が義務付けられているため、それまでのたった数日間だけ「未公開物件」として扱われます。
そしてレインズへ掲載した時点で、他の不動産会社やHM・工務店もその土地の存在を知れるようになり、SUUMOなどの情報サイトに載る可能性も出てきます。
未公開物件は不動産会社へ出向いた人しか出会えないため、そこに賭けたい気持ちが多少なりともあった私たち。
でも、もしわが家が不動産会社から直接土地を購入するとなると、土地探しに奮闘してくれている工務店には仲介手数料が入らなくなります。
工務店の担当者さんには本当にお世話になっていたので、今までわが家の土地探しにかけてくれた時間と労力が無駄になるのが申し訳ない…と言い出せずにいたよ。
しかしある日、工務店のほうから「一度このエリアに強い、〇〇不動産へ行ってみましょう」と提案が!!
私たちは家を建てるのが仕事なので、家づくりを楽しんでもらえることが1番のメリットです。
この言葉を聞き、ホッとしながらさっそく不動産会社に出向きました。
当日は未公開物件がなかったものの、その後も度々情報をいただき、今回私たちが購入した土地も未公開の状態で紹介していただきました。
そして、紹介から2日でわが家が購入。
売主さんもびっくりのスピード。笑
このような例もたくさんあるので、住みたいエリアに強い不動産会社に出向き、つながりを作っておくのは非常に大事。
私たちは当初、工務店に対して申し訳なさや遠慮があったけれど、工務店だって土地探しが長引いてなかなか家づくりに移ってもらえない方が困るので、遠慮は要らなかったなと思います。笑
なお、不動産会社から紹介された土地は、HM・工務店の方も一緒に見てもらうのがおすすめですよ。
不動産会社は家づくりのプロではないので、理想の家が建てられるのか、造成にどのくらいかかるのかまでは分からないからです。
それぞれのプロの立ち合いのもと、納得のいく土地を購入しましょうね!
土地が決まるまでにやったこと:マインド編
土地探しが長引けば長引くほど精神面にも影響が出てきた私たち。
ネガティブになったり、不安や焦りでイライラしてケンカが増えたり。
もう家づくりなんてやめよう!ってなったのも1度や2度じゃないよ。
でも…せっかくのマイホームづくり。できるなら笑って楽しく進めていきたいですよね!
そこで、イライラピークの6ヶ月を過ぎたころから、私は自分のマインド面を変える努力をしてみました。
「思考は現実化する」の言葉を思い出し、
- 土地がない
- 見つからない
- 進まない
- 家づくりが開始できない
- 一生決まらない
こういった「ない」「ない」言葉を封印。
- 土地はある
- 絶対見つかる
- 進んでる途中
- 家づくりは開始できる
- 近々決まる
このように、全てポジティブな言葉に変換して発言するようにしました。
頭の中でも、土地が見つかって喜ぶ自分たちや、理想の家に住んでいる姿を妄想し続けます。
はぁ、今日の新着にも良い土地はなかったよ
そっか〜、まぁそろそろ見つかるけどね!
夫のポン氏は元々、どちらかというとネガティブ思考の人間。
彼を無理やりポジティブ思考に矯正しても大変なだけだと思ったので、まずは自分が変わる努力を。
突然の妻の変貌に戸惑ったポン氏ですが、そんなのお構いなしに、夫のマイナス言葉を全てポジティブに上書きしてお返事し続けました。笑
そしてこの頃、仕事が多忙を極め、休日も関係なく働いていた夫には、「とにかく今抱えている仕事をひとつ片付けて、土地が入ってくるスペースを作ってあげようね」とだけ伝えました。
これにもちゃんと意味があり、「欲しいものを手に入れたいなら、スペースを作らないと入ってこない」と聞いた経験があったから。
土地探しと仕事とでいっぱいいっぱいだった私たちですが、お互い気持ちも体も少し余裕を作ってあげると、いい方向に回り出す気がしました。
するとある日、ポン氏から「今日、一つ大きな仕事が片付いたよ!」と報告が。
それはよかった!じゃぁ近いうちに土地が見つかるよ!
この日から2日後。
不動産会社から未公開物件の紹介があり、無事土地を購入できたのでした。
偶然と言えば偶然で終わる話ですよね。笑
しかし、土地探しがつらい今だからこそ、ポジティブに捉えてみてはいかがでしょう?
少しでも気持ちが変われば、「まぁ何とかなる!」と思えるようになります。
それに引き寄せられて、物事が良い方向に回り始めるかもしれませんよ。
あ、変な宗教ではないです。笑
土地は必ず見つかると信じて今できることを全てやろう!
以上、土地が決まるまでに私たちがやったことをお話しました。
あくまでも私たちベースのお話ですが、この中でまだやっていないことがあれば、取り入れると転機のキッカケになるかもしれません。
- 土地探しの期間は人それぞれだから気にしないでよし
- 建てたい家に必要な坪数を把握した
- エリアを変えて通い詰めた
- 土地に求める条件を見直して選択肢を広げた
- 少しでも気になる土地はすぐに見に行った
- 【重要!】住みたいエリアに強い不動産屋に行った
- マインド面も変えてみた
「土地は必ず見つかる!」
そう信じて、できることは全てやってみてくださいね!
この記事が、少しでもあなたの土地探しのお役にたてると嬉しいです。
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