【家づくり記録】ハマるタイル沼！我が家は3種類を採用・貼り方も紹介

アクセントクロスと同様、とても楽しみにしていたタイル選び。

工務店でも好みのサンプルを取り寄せてくれましたが、自ら平田タイル・名古屋モザイクのショールームにも足を運びました。

しかし、見れば見るほど、考えれば考えるほどタイルの魅力にハマる日々…。

これが噂の… ＼タイル沼！！！／

1ヶ月間、さまざまなタイルを見て、触って、悩み続け、ようやく3種類のタイルが決定しました。

目地の色によっても貼りあがりの印象がガラリと変わりますので、タイルを選んだら、必ず目地の色も一緒に考えてみてくださいね！

本記事では我が家が経験して分かったタイル選びで大切なことと、採用したタイル・採用できなかったタイルをご紹介いたします。

参考にしていただければと思います。

タイルは自分の目と手で実物を確認してから選ぼう！

壁紙もそうですが、タイルはカタログで見るのと実物とでは、色や質感・サイズも違って見えるものが多いです。

そのため、必ず自分の目と手で、実物を確認するのを強くおすすめします！

実際、私はカタログで気になるタイルをチェックしてからショールームに実物を見にいきましたが、「あれ？なんか思ってたのと違う」と感じたものもありました。

反対に、「これ、スルーしてたけど実物はかわいい！」と思うものも。

また、実際に手に取ってみると、水回りにはあまり向かない素材だったり掃除がしにくそうだったり、メンテナンスの面でのデメリットも分かります。

サイズに関しても、カタログの数字で見て想像するのとは違い、実物は意外と大きく感じるタイルが多いのも印象的でした。

まずは、ネットでサンプルを取り寄せたり、ショールームに出かけたりして実物を確認してみましょう！

サンプル請求についての注意点

ネットでのサンプル請求は点数が決められています。

特に名古屋モザイクは、ネットで請求できるのが1物件につき1度のみ、5点までと決められており、届いたものが全てイメージ通りとはいかない可能性もあります。

たくさんサンプルを見比べたい方にとっても、5点まではなかなかハードルが高いですよね。

ですので、下記に当てはまる方は、ショールームに行くのがおすすめです。

名古屋モザイクでは、ショールームでも5点までの持ち帰りになりますが、実際に見て選んだものですので失敗がなく安心です。

なお、平田タイルもサンプル請求は1回につき5点までですが、こちらは複数回に分けての請求が可能。

ショールームでの持ち帰りも、点数は決められていませんでした。

目地色に迷ったらショールームへ

採用するタイルを決めたら、目地色も必ずセットで考えておきましょう。

同じタイルを使っても、目地の色で優しい印象にしたりかっこよさを足したり出来るため、目地色選びは非常に重要です！

ショールームでは、全部のタイルではありませんが目地を入れた状態の施工例も見れますし、スタッフさんが空いていれば目地に関する相談も出来ますよ。

我が家は水回り3ヶ所で採用！貼り方も紹介

我が家は水回り3ヶ所で、タイルを採用しました。

それぞれ色・形・貼り方を変え、ほんのり北欧×和テイストのもので統一感が出るようにしました。

どれも大好きなものばかりなので、きっと見るたびに「このタイルにしてよかった！」と思えるはず。

順番にご紹介しますね。

キッチン：名古屋モザイク（ミルカ）

  名古屋モザイク MILKA（ミルカ）
※リンクは名古屋モザイク工業株式会社ウェブサイト内・施工事例です
品番：MIK-1
サイズ：約227×40mm

キッチンサイドに貼るタイルは、名古屋モザイクのミルカに。

こちらを、キッチンの奥行きに合わせてヘリンボーン貼りしてもらいます。

ヘリンボーンにできる長方形のタイルはたくさんありますが、横と縦のサイズや色によってヘリンボーンの印象が変わります。

私の希望は、

• 大きめではなくスリムなヘリンボーン
• 真っ白ではなく、焼きむらのあるもの
• テカテカしていないもの

ミルカは、大きすぎず小さすぎず細長で、理想通りのサイズ感。

色も実物はグレー寄りの白で焼きむらがあり、和の雰囲気も漂う素敵なタイルでした。

目地の色は、最初はパキッとしたホワイトにしていたのですが、大人っぽく仕上がるよう腰壁の色に合わせたニュアンスグレーに変更しました。

1階洗面：toolbox（古窯70角タイル）

  toolbox 古窯70角タイル・ミッドナイトブルー
品番：WL-TL012-07P-G141
サイズ：シート寸法300×300mm

貼り方は上記のとおりで、薄いグレーの目地を使う予定です。

1階の洗面は、真四角タイルにこだわって探しました。

toolboxでミッドナイトブルーを見つけてサンプルを取り寄せたら、この色以外考えられなくなったほどのお気に入り。

1枚が約7cmなのも絶妙なサイズ感だと感じます。

窯焼きのむらと、ぽつぽつとした釉薬が和テイストを漂わせており、時間帯や光の当たり方によっても、ブルー・ネイビー・チャコールと見え方が変わってさまざまな雰囲気を味わえそう。

2階手洗い：平田タイル（フレッチャ）

  平田タイル Freccia（フレッチャ）
品番：FRC-DS
サイズ：287×298×8mm

カタログを見て一目惚れ。2階の手洗いに採用すると決めていました。

1種の天然石と2種の磁器タイルを組み合わせて出来ており、光沢のあり・なしのミックス感もとても可愛いです。

じつは…フレッチャはタイル自体なかなかのお値段するのですが、一目惚れしたため値段を見ずに決めてしまいました。

後日金額を知り、ICさんにもっとお手頃価格のタイルで選び直すとお伝えしたのですが、

2階手洗いのように、タイルを貼る面積が小さい場合は、金額のほとんどを施工費が占める。
そのため他のタイルに変えても大きく金額は変わらない。

と教えていただき、「ならば気に入っているタイルを採用した方が満足度が上がる！」と判断し、そのまま採用を決めました。

大好きだけど…採用できなかったタイル

タイル好きの私ですが、泣く泣く採用を見送ったものがあります。

採用できなかった理由は2つ。

• 我が家に貼れる場所が3ヶ所しかなかった
• 好きなタイルに柄ものが多く、全部採用するとごちゃごちゃしてしまう

どちらとも好きすぎていまだに引きずっているので、ここでご紹介させてください。笑

平田タイル（アレグロ）

  平田タイル Allegro（アレグロ）

大好きなテラゾー柄で、2階手洗いのフレッチャを諦めた場合はこちらにしょうと思っていました。

一見、柄の主張が激しいかな？と思いますが、色味が落ち着いているため、インテリアとしても取り入れやすいのではないでしょうか。

また、このタイルは貼る面（壁）にグリーンやブラウンなど色がついている方が断然可愛い！

残念ながら我が家の水回りの壁紙は白なので…水回りにアクセントクロスを採用している方は、ぜひアレグロを検討してみてください。笑

平田タイル（ココン）

  平田タイル Cocon（ココン）

こちらは、あたたかな雰囲気に魅了され、クロスの代わりに「アクセントタイル」として壁に貼ろうかと検討していたもの。

ガラス入りのブラックのドアとも相性がよく、ドア付近の壁に採用できないかと考えていました。

優しい風合いのタイルですが、幅広いテイストのお家に使えるものだと感じます。

ただ、こちらはシート貼りではなく、1枚1枚色のニュアンスや柄の向き・位置を考えて貼っていくタイルなので、職人さんによっても仕上がりの雰囲気が変わってきます。

職人さんと一緒に考えながら貼っていくのも思い出になるかなと思いつつ、隣で施主がやーやー言うのも申し訳ないかなぁと遠慮が勝り、見送りました…。

機能的なタイルをインテリアの一部にして素敵な空間づくりを

タイルは機能面を重視して貼る場合も多いですが、インテリアの一部としても使える優秀アイテムです。

ナチュラル・モード・ホテルライク・北欧・インダストリアル・ジャパニーズモダンなどなど、家の雰囲気に合わせて選べるのも魅力のひとつですね。

しかし、カタログと実物では違って見えるタイルも多いですので、必ず自分の目と手で実物を確認してから選びましょう！

また、貼る場所や範囲・用途によっても選ぶタイルは変わります。

数カ所取り入れる場合はタイルの雰囲気や質感を統一し、インテリアの一部としても活かして素敵な空間を作ってくださいね！

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