想像以上に便利！2階洗面台を設置してよかったことと後悔ポイントを紹介

今は2階にもトイレを設置する家が多いですが、洗面台までは要るかな？と感じる方も多いのではないでしょうか。

我が家は今までの暮らしで「2階に水場があれば便利なのに…！」と感じる場面が多々あったため、独立した洗面台を間取りに入れてもらいました。

ただ、家族構成や生活スタイルによっては2階に洗面台を作るメリットがない場合もあります。

まずはどのような使い方をしたいのかをしっかりイメージしてから、自分たちの生活に必要かを考えていきましょう！

そこで今回は、我が家が2階にも洗面台を設置してよかったと感じたことをお話すると同時に、使い道や設置の際の注意点もお伝えしていきます。

後悔ポイントも語っていますので、あなたやご家族の暮らし方をイメージしながら、読み進めてみてくださいね。

また、我が家の2階洗面台のサイズやメーカー・施工費などもご紹介しますので参考にしていただければと思います。

我が家の1階洗面台詳細はこちら！

2階にも洗面台を設置してよかったこと

我が家は1階完結型の家なので、2階に上がる頻度は多くありません。

掃除をサボる日は、起きてから寝るまで、1度も2階に上がらない日もあります。

しかし、それでもやはり2階に洗面台を作って良かったと思える理由は以下のとおりです。

順番に詳しくお話しますね。

階段の往復を減らせる

2階で水が使えると、必要なときにわざわざ1階に降りなくて済みます。

当然と言えば当然の話ですよね。

私たちがまだ若かったら家づくりで重視したいところも間取りも違っていたと思いますが、なんせ40代。

年々階段の上り下りが億劫になり、家を建てる前までの暮らしでも「2階に水場があればいいのに」と思う場面が増えてきました。

例えば、加湿器のお水の入れ替え。

重たいタンクを持って1階と2階を往復するのはしんどいですし、なんせ運動能力も衰えてきて、ただただ危ない。笑

私たち40代夫婦は「極力、階段の上り下りを減らした生活がしたい」が家づくりテーマでもあったため、体力面と安全面を重視して2階にも洗面台を設置。

今までよりも階段の往復が減り、生活がラクになりました。

両親・友人が宿泊した際にも便利

我が家は、夫も私も両親は遠方。

転勤族のため、友人も県外が多いです。

両親や友人が泊まりに来てくれても、家族用の洗面台だとお互い何かと気を使いますが、2階洗面台を来客専用に出来ると安心！

実際、気兼ねや混雑することもなく好評でした。

体調不良で家族と洗面を分けたいときにも安心

誰かが体調不良になった際、家族と洗面を分けられるので安心です。

実際、私が体調を崩したときは、2階洗面を私専用にしていました。

夫や息子には洗面だけじゃなくトイレも1階を使ってもらったので不便をかけたと思いますが、私が1階をウロウロしなくて済んだので安心でした。

トイレ内の手洗い場が不要

我が家の2階のトイレは間取り的にサイズがコンパクトです。

そのため、トイレ内に手洗い場を作るとなるとかなり小さなものに限定され、水ハネや洗いづらさが気がかりに…。

そこで洗面台をトイレの横に配置して、トイレ後の手洗いを兼ねるようにしました。

そうすると、水ハネでトイレ内が汚れることもなく、手も洗面台でしっかり洗えて安心です。

しかも、地味に便利なのが、誰かがトイレに入っていても水が使えること！

なぜか私が2階を掃除しているときに限って息子がトイレにこもるので、助かっています。笑

2階独立洗面台の使い道 

ただひとつ後悔しているのは「水栓」！

2階洗面台に満足している私たちですが、ただひとつ後悔しているのは「水栓」です。

蛇口がホースになっている伸びるタイプのものですと加湿器の水の補充等やりやすいですが、伸びないタイプの場合は水が入れにくい…！

加湿器のお水の入れ替えをしたいと考えていたにも関わらず、失敗してしまいました。

今はタンクの角度を調整すれば入れられるので、なんとかそのまま使用できています。

しかし、今後加湿器を買い替えてタンクの大きさや形が変わったら、コップや大きめの計量カップなどに汲んで移し替える作業が必要になるかもしれません。

我が家と同じ失敗をしないためにも、ボウルや水栓を選ぶ際は、2階の洗面台をどのような用途で使いたいかを明確にしてから設計士さんやICさんに相談してくださいね。

また、1階と同じように洗顔等にも使用したいと考えているなら、水栓を混合栓にしておく必要がありますよ。

2階に洗面台の設置をおすすめする家庭

2階洗面台の設置をおすすめする家庭はこちらです。

私の経験上、2階にベランダを作る予定のお家は、2階に水場があるととても便利です。

私も以前ベランダがある家に住んでいましたが、ベランダの掃除をするときは1階から水の入った重たいバケツを持って上がっていました。

しかし、途中で水がこぼれてさらに掃除が必要になったり、水が足りなくなるとまた1階へ行かなきゃならなかったりと、無駄に体力を消耗することも度々。

また、お子さんがまだ小さいご家庭だとオムツ替えや嘔吐したときなど、2階の寝室近くに洗面台があるとすぐに手や汚れ物を洗えて安心です。

お子さんが大きくなると朝の身支度時間も長くなってくるので、将来を見据えて設置しておくのも良いですね。

2階に洗面台を作る際の注意点

これまでお伝えしてきたように、メリットが多いと感じる2階洗面台ですが、設置の際には注意しておくべき点もあります。

まず、2階で水が使えると1階との往復がないぶんラクにはなりますが、洗面台自体の掃除をしなければなりません。

私は洗面台の掃除が増えてでも設置したかったので後悔はしていませんが、水回りの掃除を極力少なくしたい方にとっては面倒に感じるかもしれませんね。

また、設置場所もどこにでも作って良いわけではなく、限られる可能性があります。

なぜなら、水を使用するため給水・排水の配管設備が必要だからです。

我が家の2階洗面台・詳細

それでは最後に、我が家の2階洗面台をご紹介します。

なお、メーカーや商品へのリンクは設置していませんので、詳しくはご自身でメーカーホームページを検索してご覧くださいね。

設置場所

我が家の2階洗面台は、階段を上がってすぐ右手・トイレ横に設置しています。

階段を上っていくとお気に入りのペンダントライトが見えてくるよう、ライトは向かって左側につけてもらいました。

ひとり分サイズの洗面台ですが、小さくもなく大きくもなくでちょうど良いサイズ感です。

メーカー・品番

	メーカー	品番
カウンター	アイカ工業 （スタイリッシュカウンター）	K-6113KN
下段固定棚	工務店標準品
水栓	カクダイ	716-284
ボウル	カクダイ	493-238W
タイル	平田タイル （Freccia）	FRC-DS
ライト	APROZ	AZP-668
ミラー	KL TAIYOU
タオル掛け	ポッシュリビング	63126

サイズ

W765×D550×H700mm

設置費用

カウンター＋ボウル＋水栓＋止水栓   133,100円
タイル貼り   30,400円
ミラー＋ペンダントライト   25,700円
タオル掛け   標準

合計 189,200円

私たちが建てた工務店では2階洗面台は標準外だったため丸々費用がかかりましたが、配管工事に関してはかかっていません。

2階洗面台の設置は用途や生活スタイルに合わせて検討しよう！

我が家は2階に洗面台を設置したことにより生活がラクになりましたし、ちょっとした困り事も解消されて満足しています。

洗面台の掃除の手間は増えましたが想像以上に使い道があり、我が家にとってはメリットの方が多かったです。

ただ、家族構成や生活スタイルによっては、2階に洗面台を作るメリットがない場合もあります。

費用をかけて設置したものの、使用頻度が少ないと掃除の手間だけが増えて後悔につながる可能性も…！

そうならないためにも、まずはどのような使い方をしたいのかをしっかりイメージし、自分たちの暮らしに必要かを考えてみてくださいね。

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