【注文住宅】理想を詰め込んだら予算オーバー!わが家が予算内に収めるまでのリアル

契約後、最初の見積もりを見て「ここから一体、どう減らせばいいの?」と悩んでいませんか?
注文住宅は、契約したあとに間取りや仕様、設備などを細かく決めていきます。
やりたいことを詰めていくほど、金額が膨らんでしまうケースも少なくありません。
わが家も、本格的な設計・仕様決めがスタートしてウキウキしたのも束の間。初めて出てきた詳細な見積もりを見て驚愕。
なんと、当初の予算から数百万円オーバー!!!



思わず夫婦そろって白目むいたよ…。
そこから始まった、わが家の減額調整。
もちろん、すべてがうまく着地したわけではなく、削ってよかったものもあれば削って後悔したものもあります。
この記事では、そんなわが家の「白目をむいてから予算内におさめるまで」のリアルな過程を紹介!
わが家の減額プロセスが、予算オーバーに悩むあなたの参考になればうれしいです。
わが家が2度目の家づくりでたどり着いた「進め方」をご覧ください
\ 1度目は契約破棄… /
最初の見積もりで、理想の家にかかる金額が初めて見えた


本格的な設計がスタート!
間取りや内装・造作など、ひとつずつ細かく決めていきます。
「高そうだから」と最初から諦めるのではなく、一旦、理想をできるだけ盛り込んでいくことに。
その結果、最初の見積もりで理想の家にかかる現実的な金額が見えてきました。
- まずは、やりたいことを全部詰め込んだ
- やりたいことを詰め込んだ結果、最初の見積もりは予算オーバー



順番に見ていきましょう!
まずは、やりたいことを全部詰め込んだ
打ち合わせを始めるにあたり、設計士さんから提案された進め方がこちら!
最初にやりたいことを全部詰め込んでから、削っていく。
とはいえ、私も最初から何でもかんでも入れようとしていたわけではありません。



見積もりが高くなっていくのを恐れ、最初から省いてしまおうとしたものもあったんだよね…。
すると、そんな私を見て、ICさんからこんな言葉が。
最初から省くんじゃなくて、まずは見積もりを出してみましょう。
意外とこの金額でできるんだ、ってなるものもありますよ。
実際、単体で見ると高く感じるものでも、使う場所が小さかったり、必要な量が少なかったりすると、思っていたほど大きな金額にならない場合があります。



見積もりを出してみると「あれ?思っていたより高くない!」となるものが、本当にいくつか出てきたよ。
最初から「高そうだから」と諦めていたら、実際の金額を知ることもなく、採用を見送っていたはず…!
だから私たちは、気になるものはできるだけ候補に入れて、まずは実際の金額を見てから判断するようにしました。
もちろん、使用面積が大きかったり、もともとの価格が高かったりするものは、諦めたり代替案を考えたりする必要もあります。
ほんの一部分でも「本当に使いたかったもの」を採用できると、家づくりの満足度はぐっと上がります。
予算調整では、金額の大きな部分を見直すだけでなく、小さな「好き」もできるだけ残しながら進めてみてくださいね。
やりたいことを詰め込んだ結果、最初の見積もりは予算オーバー
こうして設計や仕様が具体的になり、契約後初めての詳細な見積もりが出てきました。
ここで初めて、「この家をこの仕様でつくると、全部でこれくらいかかるんだ…!」と、家づくり全体の金額が見えてきます。
ただ、わが家の場合、すでにこの時点で当初の予算から大きくオーバー。笑



最初にお話しした、あの「白目」の瞬間がやってきたわけです。
もちろん、金額を見たときは「ヒィィィィィィーーー!」となったのと同時に、不安になったのが正直な感想。笑
しかし、この金額はあくまでも、やりたいことをモリモリに詰め込んだ結果です。
さぁ、ここからが本番!
予算内に収めるため、わが家は何をしたのか。
そして、最終的にどこまで調整できたのか。
長い減額との戦いが始まりました。
予算内に収めるSTEP1:まずは家づくり予算の見直しから


最初の見積もりを見て、驚愕したわが家。
すぐに削減!といきたいところですが、まずは家づくり予算の見直しをするため、再度FPさんに相談しました。
- 「予算オーバーしています…」FPさんに相談
- 教育費や老後資金も含めて、今後のライフプランを再確認
- 予算を見直しても、すべてを叶えられるわけではない
「予算オーバーしています…」FPさんに相談
まず正直に予算オーバーだと伝え、そこからもう一度、わが家のライフプランを見直してもらいました。
最初に相談したとき、住宅ローンだけでなく、教育費や老後資金・貯蓄など、さまざまな項目にかなりの余裕を持たせていました。
今回は、その余裕を少し現実的なラインまで調整。
「ここは十分な余裕を残す」
「ここは、このくらいでいけそう」
このように、ひとつずつ丁寧に見直していきました。
もちろん、これは「余裕を削ってでも家にお金をかけたほうがいい」という話ではありません!



余裕は、あればあるだけいいに決まってる!
ただ、わが家の場合は、最初のライフプランにまだ調整できる余裕を残していたため、何をどこまで調整できるのかをFPさんと再確認したうえで、予算の見直しを行いました。
教育費や老後資金も含めて、今後のライフプランを再確認
再確認したのは、住宅ローンの借入額や月々の返済額だけではありません。
- 教育費
- 老後資金
- 貯蓄
- 住宅ローンの借入額
- 月々の返済額
これらを含めて、今後の生活全体を見ても無理がないかを確認しました。
わが家の場合、当時すでに子どもが大学生だったため、あと2年ほどで教育費の負担が終わるのは見えていた状態。
ただ、教育費が終われば家計に余裕が出る一方、40代での家づくりは老後を見据え、その余裕を住宅ローンの返済と繰上げ返済にどう回していくかも考える必要があります。
そこで、繰上げ返済に回す予定の貯蓄は変えず、それ以外の部分を見直す形でライフプランを調整していきました。
予算を見直しても、すべてを叶えられるわけではない
ライフプランを再確認した結果、わが家は当初より家づくりにかけられる予算を少し調整しました。
ただ、それでも何でも叶えられるわけではありません。
限られた予算の中で、何を残して、何を削るのか。
ここを考える必要があったのは同じです。
そこで次に、「絶対に残したいもの」と「削ってもいいもの」をひとつずつ整理する作業を行いました。



次章で詳しくお話しするね!
予算内に収めるSTEP2:「絶対残したいもの」と「削ってもいいもの」を整理


それではさっそく、「絶対残したいもの」と「削ってもいいもの」の整理についてお話ししますね。
- わが家の暮らしに欠かせないものは「最初から残す」
- 「なくても暮らせるもの」から削る
- 「削ってもいい」と「削って後悔する」は違う
順番に見ていきましょう!
わが家の暮らしに欠かせないものは「最初から残す」
減額を考えるとき、まず決めたのは「絶対に残したいもの」でした。
わが家が大切にしたのは、「寝る時以外、1階完結型の家」にする、暮らしの軸。
そのため、ランドリールームやファミリークローゼット・土間収納など、暮らしに欠かせないものは最初から残しました。
吹き抜けやダウンフロアも、生活に必須ではないものの、家づくりの満足度を考えて残すことに。
もちろん、部屋数も空間も、削れば家のサイズを小さくできるため減額につながります。
しかし、予算が厳しくなったからといって何でも削るのではなく、私たちは「この家で、どんな暮らしをしたいのか?」を基準に、残すものを決めていきました。



実際に暮らしてみても、ランドリールーム・ファミリークローゼット・ダウンフロアは、特に残してよかったと感じています♡
1階完結型の家について詳しく解説しています


「なくても暮らせるもの」から削る
「絶対に残したいもの」を決めたら、次は「削ってもいいもの」を整理しました。
「寝る時以外、1階完結型の家」に直接関係しないものや、なくても困らないものから減額候補に。
たとえば、パントリー。
最初は欲しいと思っていましたが、設計士さんにわが家の物の量を見てもらったところ、「なくても大丈夫」と判断。
パントリーがなくても収納に困る可能性は低いと考え、削りました。
一方で、憧れていた勾配天井のように「なくても困らないし、高そうだから削ろう」と思っていたものでも、面積が小さかったおかげで思ったほど金額がかからないものもありました。



勾配天井は意外な結果だった!
結局、満足度を考えて採用したよ。
削る候補に入れても、満足度を高めてくれるものは、実際の金額と暮らしへの影響を見ながら最終的に残すかどうかを判断する。
減額に夢中になると、つい金額だけに目が向きがちですが、暮らしの満足度も大切にしながら判断したいところですね。
「削ってもいい」と「削って後悔する」は違う
ここまで「暮らしに欠かせないものは残す」「なくても暮らせるものから削る」とお伝えしてきましたが、じつはわが家にも、判断を間違えてしまったものがあります。
それは、ワークスペース。
ずっと設計に入れていたのに、減額調整の最後のほうで、「仕事はダイニングテーブルでもできるし、削ろう!」と判断。
設計士さんにも夫にも反対されたのに、削ってしまいました。



今振り返っても、なぜその判断になったのか自分でもよく分からない。
そして、実際に暮らし始めると…、やっぱり不便。笑
結局、当初予定していた場所にワークスペースを後付けしてもらったのですが、余分な費用もかかり「削らなければよかった」と大後悔しました。
「削ってもいい」と「なくても困らない」は、必ずしも同じではない。
これがこの経験から学んだこと。
最後まで悩んだものは特に、実際に暮らしたときの使い方まで想像してみるのを、激しくおすすめいたします。笑
予算内に収めるSTEP3:ひとつずつ見直していく


STEP2で残すものと削るものを整理したら、いよいよ具体的な減額を進めていきます。
- 優先順位をもとに、削るものをひとつずつ決めていった
- 見積もり10回!調整を繰り返して予算内へ



いよいよ最終STEPだよ。
優先順位をもとに、削るものをひとつずつ決めていった
まずは「削ってもいいもの」の中から優先順位をつけ、見積もりを確認しながらひとつずつ調整しました。
大きな金額を一気に削ったり変更したりするのではなく、間取りや仕様・設備などを見直しながら、できるところから少しずつ減額。
地道な調整を重ねながら、予算との差を埋めていきました。



果てしない作業に感じるけれど、実際の家づくりはこの繰り返し。
そして、予算を調整する中で、大きく見直したのが外構です。
家そのものは納得できるものにしたかったので、予算が足りなくなったぶん外構はシンプルに。
そう、「シンプル」と言えば聞こえはいいですが、外構が「犠牲になった」の方が正しいですね。笑
わが家のように、建物に予算をかけすぎて外構が犠牲にならないよう、家づくり全体の予算配分も意識しておく必要があります。
見積もり10回!調整を繰り返して予算内へ
少しずつ調整を重ねた結果、最終決定までにいただいた見積書は、なんと10通。
見積もりが出るたびに金額は減っていき、最終的には見直した予算内に収められました。



ギリギリだったけどね。笑
たくさんの付箋やメモが書き込まれた10通の見積書を並べてみると、「私たち、こんなに調整を繰り返したんだな」と、大変だった日々を思い出します。
予算オーバーしたときこそ、家づくりを見直すチャンス


わが家は、最初の見積もりで大きく予算を超えました。
見積もりを目にしたとき、「ここからどうやって減らせばいいのか分からない…」と、不安になったのが正直なところ。
ですが、一つひとつ作業を重ねていくうちに、見積もり額が減るだけではなく「自分たちにとってどんな家なら納得できるのか」も見えてきました。
注文住宅は、最初からすべてを完璧に決めるのは不可能に等しいです。
見積もりを確認しながら、何を残して何を変えるのかを選び、何度も調整しながら自分たちにとって納得できる家にしていく。
わが家にとって予算オーバーは、理想の家を諦めるタイミングではなく、自分たちにとって本当に大切なものを見つめ直すきっかけになりました。



そんな過程も「注文住宅の家づくりの一部だった」と、改めて感じるよ。
もし今、予算オーバーして不安になっているなら、まずは自分たちの暮らしに欠かせないものから考えてみてください。
家づくりはまだまだこれから!
ここから、自分たちに合う家にしていけばいいだけです
まとめ|わが家が予算内に収めるまでにやったこと
わが家が最初の見積もりで予算オーバーしてから、予算内に収めるまでにやったのは、こちらの3つです。
STEP1|家づくりの予算そのものを見直す
FPさんに相談し、家計全体と今後のライフプランを再確認。無理なく出せる予算を見直し。
STEP2|「絶対残したいもの」と「削ってもいいもの」を整理する
暮らしに欠かせないものを優先し、削っても満足度への影響が少ないものから見直し。
STEP3|見積もりを確認しながら、ひとつずつ見直す
間取りや仕様・設備などをひとつずつ調整し、見積もりを重ねながら予算との差を縮めていく。
この順番で進めていき、最終的には見直した予算内に収められました。
実際にどこを残し、どこを削ったのかは、こちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
内装編はこちら


建物編はこちら





あなたの暮らしに合った、素敵な家になりますように。
家づくり、楽しんでね!




