【本当に必要?】我が家がパントリー無しにした5つの理由と収納対策
- パントリーを作るか迷っている
- パントリーを作らなかった人の本音が知りたい
- 後悔のない家づくりがしたい
当たり前のようにパントリーがある家が増えてきた昨今、あると便利な収納ではありますが、あなたの暮らしに本当に必要でしょうか?
SNSで見るおしゃれなお家にはみんな付いてるし、まぁとりあえずあると便利でしょ
なんて考えだけで作るのではなく、まずはパントリーの使い方をしっかり検討し、自分たちの生活スタイル・収納したい物と量を考えてから作るかを決めるのがオススメです。
なぜなら、意外と掃除が大変だったり、キッチン収納だけで十分だったりして、他の部屋を犠牲にしてまで作る必要がない場合もあるからです。
我が家も、自分たちの生活スタイルや物の量には必要ないと判断したためパントリーを作りませんでした。
そこで本記事では、まずはパントリーの使い方をお伝えし、以下の事柄についてパントリー無しの我が家の本音を詳しくお話していきます。
- 我が家がパントリーを作らなかった5つの理由
- パントリーを作らない代わりにやったこと
実際の我が家の写真も取り入れながらお伝えするので、本記事を参考に、あなたの暮らしにパントリーが必要かどうか、しっかり見極めてくださいね!
わが家が住宅会社をスムーズに決められた方法を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください
\契約破棄の過去を乗り越え…/
パントリーの使い方は食品ストックだけではない
パントリーは一般的にキッチン横に設けた「食品庫」のイメージが強いですよね。
しかし、パントリーの使い方は食品ストックだけではありません。
例えば、
- 冷蔵庫や電子レンジを隠したい
- 食器も収納したい
- ゴミ箱を設置したい
- ペットグッズを収納したい
- 防災グッズをストックしたい
- よく使う文房具や薬類・日用品もまとめて収納したい
- マグネット壁にして学校からのお手紙やメモを貼っておきたい
- お掃除ロボットの基地を作りたい
- 床下点検口が見えないようにパントリー内に作りたい
など、パントリーに何を収納するか、どのような使い方をするかは人それぞれです。
我が家の場合、上記の事柄では「ゴミ箱を隠したい」が当てはまっていたけれど、それは別の方法で解決したので後ほどお話するよ!
また、パントリーの入り口に扉やロールスクリーンをつければ独立型の収納になりますし、ゴチャつき感を隠したい場合もスッキリしたキッチンに見せることが出来ます。
このように、一見良いことづくめに見えるパントリーですが、
- 間取りによってはキッチンやリビングが圧迫される
- 扉をつけたり棚を造作したりする場合は追加費用がかかる
- 冷蔵庫や電子レンジまでの距離ができてしまう
- 換気ができる工夫が必要になる
- 掃除の手間がかかる
- 食品ストックを詰め込みすぎると賞味期限切れや重複買いの原因になる
などのデメリットもあります。
また、こまめに買い物に行く人や食品ストックが少ない家庭はキッチン収納だけで十分まかなえ、パントリーがデッドスペースになり得る可能性も…!
じつは我が家もその可能性が高かった!
さっそく次章で、我が家がパントリーを作らなかった理由を5つお話していきますね!
我が家はパントリーなし!作らなかった5つの理由
我が家はパントリーを作りませんでした。
理由は5つ。
- 元々物が少ないから
- 買いだめをしないから
- キッチン家電はすぐに使えるようにしたかったから
- ファミクロの大きさを優先したかったから
- 掃除が面倒だから
シンプルな理由ばかりですが、順番にお話します。
理由①:元々物が少ないから
ミニマリストではありませんが、元々物を多く持たない派。
若かった頃はあれこれ買い集めるのが好きでしたが、そんな時期も過ぎ、今はお気に入りだけを長く使い、自分や生活に必要と感じる物だけを持つようになりました。
世の中、おしゃれなものや便利なものはたくさんあるけれど、それが自分の生活に必要とは限らないし、好きとも限らないよね。
そのため、キッチングッズも主婦歴22年の中で厳選してきた物しか持っていないですし、食器類もどんな料理にも合うシンプルな物だけ。
間取りを作る前にキッチン関係の物がどれだけあるかを書き出してみたのですが、結局、「パントリーを作って収納するほどの物がない」という結論に至りました。
実際、キッチン収納だけでまかなえてる!
理由②:買いだめをしないから
我が家は3人家族ですし、夫や息子は同僚や友達と外食する日もあり、そこまで食品が一気には減りません。
買い物も、必要な時に必要な分だけ買いに行きます。
買いだめをして結局使わなかったり賞味期限が切れてしまったりした経験もあったので、無駄を防ぐためにも「無くなりそうになったら買う」ように。
そのため食品ストック自体少なく、キッチン収納のみで十分と判断しました。
買いだめする派・しない派は暮らし方や性格にもよるから、人それぞれだね!
理由③:キッチン家電はすぐに使えるようにしたかったから
家づくりをする際、生活感を隠したいと考えて、冷蔵庫や電子レンジなどのキッチン家電をパントリーに入れたいと考える方も多いのではないでしょうか。
特に冷蔵庫はサイズも大きいし、存在感を隠せたらスッキリするよね!
ただ我が家の場合、キッチン家電は外に出しておいてすぐに使えるようにしたかったので、パントリーに入れる考えはありませんでした。
パントリーの中に入れると見た目はスッキリしても、数歩とは言えパントリーまでの距離が不便なのでは?と考えていたからです。
もちろん、キッチンとパントリーの動線を短くしたり、扉のないパントリーにすればそこまでの不便さは感じないかもしれません。
しかし我が家では「振り返ったらすぐにキッチン家電を使える」最短距離の配置を採用しました。
隠さないぶん電子レンジやトースターなどは見た目も重視し、インテリアの一部になるようなものを選んでいるよ!
理由④:ファミクロの大きさを優先したかったから
我が家は、ファミリークローゼットがちょうどキッチンの裏側にある間取りです。
そのため、パントリーを作るとなるとファミクロのサイズを犠牲にしなければなりませんでした。
しかし、ファミクロには家族3人分の衣類を全て収納する予定だったため、パントリーに大きさを取られると服が入りきらなくなる可能性大…!
我が家にとってはファミクロの方が優先度が高く、パントリーは不採用となりました。
家のサイズには限りがあるからね。
理由⑤:掃除が面倒だから
パントリーは奥まっている上に食品を保管するため、掃除もしっかりやらなければ衛生面が気になる場合も。
以前住んでいた賃貸物件にはパントリーがあったのですが、パントリー内は棚板式のオープン収納だったため埃も気になるし、掃除が面倒だと感じていました。
この頃はパントリーに食器を収納していたから余計にね…。
また、我が家は2階にライブラリーがあり、本・CD・Blu-ray・雑貨などをオープン収納しているのですが、分かっていたとは言え…掃除がとっても面倒!
同じく、土間収納もオープンスタイルです。(扉やドアをケチりまくった結果。笑)
パントリーを設けていたら今よりもっと掃除が面倒だっただろうと思うと、我が家には無くて正解だったと感じています。
パントリーを作らない代わりにやったこと
パントリーを作らない代わりに、我が家がやったことはこちらです。
- キッチンのカップボード上に吊り戸棚をつけた
- 土間から続く収納を大きめにした
- ゴミ箱はカップボードのワゴン収納にした
上2つは念のための収納確保。
3つ目は、パントリーを作らずともゴミ箱を隠せる方法だよ!
順番にお話しますね!
キッチンのカップボード上に吊り戸棚をつけた
初めはカップボードだけ採用する予定でしたが、念のため、高さ70cmの吊り戸棚もつけました。
こちらが我が家のキッチン
夜の写真で失礼します。笑
普段使わないものを収納しようと思っていたのですが、キッチン下やカップボードの収納が充実しているので、吊り戸棚の中はガラガラ。
今はお正月に使うお重箱しか入っていません。笑
でも、吊り戸棚があるだけでなんとなく安心。
土間から続く収納を大きめにした
我が家には土間から続く収納があり、日用品や掃除道具・ペットのグッズ・書類・薬や文房具などの細々したものを収納しています。
こちらが我が家の土間から続く収納スペース
この場所は間取り的にスペースの余裕があったので、4畳ほどで大きめに作っていただき、ウォーターサーバーのお水を収納するようにしました。
さすがにお水は嵩張るし重たいのでキッチン内には収納できなかったのですが、玄関に届けられたらそのまま土間から収納できるのでとても助かっています。
ゴミ箱はカップボードのワゴン収納にした
何よりも私が隠したかったのがゴミ箱。
しかし我が家の場合、パントリーを作らないとなるとゴミ箱はシンク下、もしくはカップボードの一部に置く選択肢しかありませんでした。
まず、シンク下にゴミ箱を置く案ですが、シンク下をオープンにするとリビング側からゴミ箱の存在は見えないので◎!
ただ、シンク下の収納がなくなるため、キッチン用品をしまう場所が無くなってしまいます。
これはパントリーを作らない我が家にとって、現実的ではありません。
また、カップボードの一部をオープンにしてゴミ箱を置くスタイルも、どうしてもゴミ箱を隠したい我が家には不向き。
色々考えた結果、ゴミ箱をキッチンに置きながら存在を隠せるカップボードのワゴン収納を採用しました。
こちらが採用したワゴン収納
このワゴンが思いのほか優秀で、3つもゴミ箱を収納できる上に、カップボードにピッタリ収まってくれるので、ゴミ箱の存在感がゼロ!!
ワゴンを引き出す手間はかかるけれど、そこまで面倒には思いません。
採用して大正解だったよ!
我が家はタカラスタンダードのオフェリアを採用していますので、同じものを入れる予定の方はぜひ参考にしてくださいね!
我が家のオフェリアの仕様・見積もりはこちら!
パントリーを作るかは生活スタイルや収納したい物・量から考えよう
パントリーは食品庫だけに留まらず、様々な使い方のできる収納スペースです。
特に、家族が多かったり、まとめ買いしたり、たくさん食品をストックしたりするご家庭にはとても便利!
しかし、スペースに余裕がある家ばかりとは限らないですし、他の収納を見直せば、意外とパントリーは必要ない場合もあります。
我が家はパントリーを作りませんでしたが、自分たちの生活スタイルに合っているし、念のため収納対策を取ったので全く不便なく、後悔もしていません。
パントリーを作るかは、あなたやご家族の生活スタイル・収納したい物・量をよく考え、本当に必要かどうかを見極めてくださいね。
本記事があなたの家づくりの参考になると嬉しいです。
ブログ村ランキングに参加しています!
よろしければポチッとお願いいたします
\ 少しでもお得に家づくりしたい方へ /
私たちが建てた「株式会社 善匠」は
過去最大級にお得なご紹介キャンペーン中!
2024年11月30日まで
【PR】株式会社善匠