ランドリールームに方角は関係なし!北側でも洗濯物がよく乾く5つのコツ
- 北側のランドリールームでも洗濯物は乾くの?
- 南側と比べるとなんとなくじめじめして乾かないイメージだけど…
- 間取りの都合で北側になりそうで迷っている…
- 北側のランドリールームで洗濯物をよく乾かすためには何をすればいい?
- 実際に北側にランドリールームを作った人の感想が知りたい!
このようなお悩みや疑問を抱えている方、多いのではないでしょうか。
洗濯は毎日のことだし、せっかくランドリールームを設置しても乾きが悪いと困りますよね。
…が、結論。
北側のランドリールームでも、湿度を下げ、風を通す対策をすれば、洗濯物はよく乾きます。
実際、わが家は北側にランドリールームを設置しましたが、間取りの打ち合わせ時に設計士からアドバイスを受けていたとおりの対策で問題なく乾かせています。
そこで今回は、日当たりの悪い場所にあるランドリールームで洗濯物をよく乾かすためのコツを徹底解説!
わが家のランドリールームを例にお伝えしていきますね!
ランドリールームの方角でお悩みの方は、検討材料のひとつにしていただければと思います。
- 洗濯量 大人ばかり3人分
- 洗濯のタイミング 朝
- 服 部屋干し
- タオルと下着類 乾燥機
- ランドリールーム 脱衣所と兼用
わが家が住宅会社をスムーズに決められた方法を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください
\契約破棄の過去を乗り越え…/
ランドリールームに必要なのは日当たりではない
ランドリールームは、南側で日当たりのよい場所に作るイメージがありますよね。
しかし、洗濯物を乾かすために必要なのは、日当たりではありません。
いくら南側に干したとしても、曇りや雨で湿度が高ければ洗濯物は乾きにくいですし、生乾き臭が発生する場合もあります。
結局、ランドリールームがどの方角にあっても、部屋に湿気がこもれば同じこと。
要は、洗濯物をよく乾かすには部屋をカラッとした状態にすればよいのですから、
- 湿度を下げる
- 風を通す
上記2つの対策をすればOK!
北側はどうしても「暗くてじめじめ=生乾き」のイメージから洗濯物を干すには不向きと言われがち。
しかし、湿気対策ができていれば問題なく洗濯物は乾くので、日当たりや南側にこだわる必要はありません。
もっとありのままに言えば、わが家では上記2つの対策をしなくても普通に乾いている日も多いため、毎日徹底的にやらなくてもよいとさえ感じています。
北側だからといって、そんなに深刻に考えなくても大丈夫。
さっそく次章で、北側のランドリールームで洗濯物をよく乾かすためのコツをお話しますね!
北側のランドリールームで洗濯物をよく乾かすための5つのコツ
北側のランドリールームで洗濯物をよく乾かすためのコツは、以下のとおり!
- 洗濯物同士の間隔をあける
- 窓を設けて風通しをよくする
- サーキュレーターで下から風をあてる
- 24時間換気システムを切らない
- 除湿機で湿度を下げる
先ほどお伝えしたように、毎日5つ全部を徹底的にやらなくても大丈夫。
季節やお天気、室内の状況に合わせて対策してね!
洗濯物同士の間隔をあける
まず、洗濯物は、間隔をあけて干すようにしましょう。
洗濯物同士がくっついていては、空気の通る隙間がない状態。
乾きにくいだけではなく、生乾き臭が発生しやすくなるよ。
間隔は、だいたい10cmほどあけるのが理想とされており、私も同じくらいあけて干しています。
また、ズボンは裏返し、厚めのスウェット類は脇の部分に風が通るよう、逆さまに干しましょう。
洗濯物の量や干すスペースの都合で難しい場合もあるかもしれませんが、なるべく洗濯物同士がくっつかないようにしてくださいね。
ちなみに、わが家のランドリールームでは洗濯物が密集しないよう、ハンガーポールを2列ではなくL字型に配置しています。
2列に配置するとたくさん干せるメリットがありますが、洗濯物が密集しますし、動線の邪魔になる可能性もあります。
L字ですと2列よりかは干せる量は少なくなりますが、洗濯物すべてに風があたりやすくなるので、乾く時間も短縮!
動線の邪魔にもならず、ランドリールームを広く使えるのでおすすめです。
ただ、わが家のように3人だとじゅうぶんな量が干せますが、家族の人数が多いとL字型では足りないかもしれません。
L字にできるかはランドリールームの大きさや洗濯物の量によるから、設計士さんやICさんに相談してみてね。
窓を設けて風通しをよくする
ランドリールームには窓を設け、風通しをよくします。
窓が必要な理由は以下の2つ。
- 外の自然な空気を取り入れて洗濯物を乾かす
- 洗濯物で部屋にたまった湿気を外に出す
本来、窓は風の出入り口にするため対面に2箇所あればよいのですが、間取りの都合で難しい場合もありますよね。
わが家も1箇所しかつけられなかったので、廊下に出る扉の先に窓を設置し、空気の出口を作っています。
また、窓のサイズを大きめにして、明るさも確保。
おかげで北側でも、電気を点けずともじゅうぶん明るいです。
サーキュレーターで下から風をあてる
早く、しっかり洗濯物を乾かしたい場合は、サーキュレーターを導入してみてください。
わが家もサーキュレーターを使っていますが、扇風機よりも強い風をあてられますし、あるのとないのとでは乾き方が全然違います。
サーキュレーターを横に振ってまんべんなく風をあててもよいですが、おすすめは下からあてる方法。
洗濯物から出る水蒸気は下に溜まっていくため、下の方が乾きにくい状態です。
そのため、下から360度の首振りで服の中にたくさん風を入れると均一に乾きますし、乾く時間も格段に早くなります。
サーキュレーターを使用した日は、だいたい3~4時間くらいで乾いているよ!
高級なサーキュレーターを使う必要はありませんが、購入するなら360度の首振り機能とタイマーがついているものがおすすめです。
24時間換気システムを切らない
洗濯物を干すと、ランドリールーム内は一気に湿度が上昇します。
そのこもった湿度を外に出し、室内を乾いた状態にするためには換気扇(24時間換気システム)が有効です。
24時間換気システムとは、1日中換気して中と外との空気を入れ替える仕組みのこと。
今はすべての建物に24時間換気システムの設置が義務付けられているよ。
わが家でも、入居した日から常に換気扇がついている状態です。
止まったらどうなるかなど考えもしなかったのですが、一度ランドリールームの換気システムが止まっていた日があり、ものすごい湿度になっていました。
上下にある電気のスイッチと押し間違えて切っていたため、慌てて稼動。
すると一気に湿度が下がり、そのとき初めて換気システムの威力を思い知りました。
特に、ランドリールームと脱衣所を兼ねている場合は、室内が湿度にさらされる時間が長くなります。
24時間換気システムを切ってしまうと室内にカビが生えたり、洗濯物が乾きにくくなる原因になりますので、常に稼動させて湿気を追い出すようにしましょう!
除湿機で湿度を下げる
除湿機には、空気中の湿気を取り除き、じめじめした空気をカラッとさせてくれる効果があります。
衣類乾燥用の機能もあるため、ランドリールームで洗濯物をよく乾かすにはうってつけなのですが、実はわが家は除湿機を導入していません。
なぜなら、今のところ上記4つの対策でじゅうぶん乾かせているからです。
しかし、これから湿度の高い夏がやってくるから、状況を見て導入を検討したいと考えているよ。
最初にもお伝えしたとおり、すべての対策をやらなければ北側のランドリールームで洗濯物が乾かないわけではありません。
わが家では、サーキュレーターも窓開けも毎日は行っていませんが、それでもしっかり乾いている日が多いです。
もちろん、家の性能や住んでいる地域・季節によっても違いがありますが、状況に応じた湿気対策をすれば、北側でも問題なく役目を果たしてくれますよ。
北側のランドリールームならではのメリット
北側のランドリールームは、南側に日当たりの良さは敵いませんが、それゆえのメリットもあります。
- 紫外線による服の傷みや変色を防ぐ
- 陰干しマークのあるデリケート素材の衣類も気にせず干せる
洗濯物に直射日光をあてると早く乾き、殺菌効果も期待できますが、紫外線による服の傷みや変色が起こる可能性があります。
私も昔住んでいた家のベランダでTシャツを裏返して干したら、首周りだけ日焼けしてしまった経験がある!
反面、北側のランドリールームですと南側より日当たりが悪いぶん、服の傷みや変色は抑えられます。
陰干しマークのある服も気にせず干せるので、結果、北側のランドリールームは全ての洗濯物に適した場所とも言えますね。
ランドリールームに方角は関係なし!むしろ北側のメリットを活かそう!
北側のランドリールームは、日当たりこそ南側に敵わないものの、季節や状況に合わせてきちんと湿気対策をすれば、問題なく洗濯物は乾きます。
湿気対策は以下の5つ!
- 洗濯物同士の間隔をあける
- 窓を設けて風通しをよくする
- サーキュレーターで下から風をあてる
- 24時間換気システムを切らない
- 除湿機で湿度を下げる
また、北側のランドリールームは、紫外線による服の傷みや変色も防ぎ、デリケート素材のものを干すのにも向いています。
むしろ北側のメリットを活かせば全ての洗濯物に適した場所とも言えるので、日当たりの悪さを気にする必要はありません。
わが家も北側のランドリールームですが、まったく不便を感じていませんし、この場所に設置したからこそ気に入った間取りにできてよかったと思っています。
どの方角でも湿気対策をすれば問題なく洗濯物は乾くので、あまり心配しすぎず、お気に入りの間取りにできるように考えてみてくださいね。
本記事があなたの家づくりのお役に立てると幸いです。
家づくり、楽しんでね!
ブログ村ランキングに参加しています!
よろしければポチッとお願いいたします
\ 少しでもお得に家づくりしたい方へ /
私たちが建てた「株式会社 善匠」は
とってもお得なご紹介キャンペーン中!
【PR】株式会社善匠