キッチンの腰壁を低くしたい!96センチにした感想と施工例を公開!
キッチン腰壁、出来るだけ低くしたいけれど実際使い勝手や見た目はどうなの?と悩まれている方、多いのではないでしょうか?
- 出来るだけ低くしたいけれど手元は隠したい…
- コンセントも付けたいから低くしすぎるのもな…
- でも圧迫感が出るのは嫌なんだよ…
- 結局ちょうど良い高さってどのくらい!?
考えれば考えるほど迷うよね…。
我が家は元々対面のオープンキッチンを入れたかったのですが、予算の関係でI型キッチンに腰壁を立てるスタイルに。
「腰壁は出来るだけ低く!!!」とお願いし、立ち上がり部分にコンセントを付けて限界ギリギリの96cmで仕上げてもらいました。
我が家のキッチンの高さは85cmなので、天板からの高さで言うと11cmです。
低くしたい一心でメリットデメリットは考えずに決めたのですが、実際に生活してみると、低いが故に手間がかかる点もありました。
そこで今回は、腰壁を低くして感じたメリットデメリットをお伝えすると同時に、我が家の施工例も公開!
一般的な腰壁の高さも解説していきますので、腰壁高さ問題に頭悩ませている方は、本記事を参考に考えてみてくださいね。
わが家が住宅会社をスムーズに決められた方法を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください
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腰壁の一般的な高さはキッチン天板から20cm
まず、腰壁の一般的な高さはキッチン天板から20cmです。
そこから±5cmの【15cm〜25cm】が最も適した高さで、我が家も最初は20cmで提案されました。
20cmは、手元も隠せてある程度の開放感も残る良い塩梅の高さ。
完全に手元を隠したい方は30cm程度の高さが必要になりますが、圧迫感や使いにくさが出るのは否めません。
実際、私が前に住んでいた家のキッチンは30cmあり、手元は完全に隠れて覗き込まないと見えないほどでした。
しかもそのぶんキッチンが閉鎖的に…。
また、高さがあると腰壁越しの配膳がしにくく、カウンターとしての機能もあまり果たせていなかったです。
あなたが腰壁に何を求めるか?でも選ぶ高さが変わってくるので、そのあたりも考えながら選ぶといいですね。
以下、15・20・25cmの高さ別におすすめの人をまとめたよ。
参考にしてください。
- 身長が低い
- 配膳をラクに行いたい
- 手元を隠すよりも開放感がほしい
- リビング・ダイニングを見渡したい
- カウンターとしても使いたい
- あまり高さにこだわりがない
- 手元が隠れて程よく開放感がほしい
- カウンターとしても使いたい
- 身長が高め
- 来客が多い
- 手元や調味料をしっかり隠したい
- 腰壁の立ち上がり部分にニッチを作って調味料を置きたい
我が家の腰壁はキッチン天板から11cm
前章で一般的な高さは20cmとお伝えしましたが、我が家はキッチン天板から11cmにしました。
床から測ると96センチだよ。
本当はもっと低くする予定だったのですが、腰壁の立ち上がり部分にコンセントを付けるため、天板から11cmが限界ギリギリの高さとなりました。
施工当初、コンセントがあるので仕方ないとは言え、正直「もっと低くしたかった…」と思っていました。
しかし、実際に使ってみると「11cm、良い!」と感じるように
理由は、次章で詳しくお話しますね!
腰壁を低くして感じた5つのメリット
我が家が腰壁を低くして感じた5つのメリットはこちら!
- 程よく手元が隠せる
- 圧迫感がない
- リビング・ダイニングをよく見渡せる
- 配膳しやすい
- 下がり天井やペンダントライトとのバランスが良い
順番にお話しますね!
程よく手元が隠せる
腰壁があると、リビング・ダイニングからは作業台や手元が見えにくくなります。
しかし、高さが11cmだと丸見えに近いのかな?と思っていたのですが、丸見えにもならず程よく作業台や手元が隠れてくれる!
ダイニングチェアに座ると作業台や手元は見えないので安心です。
また、ゆるやかに空間を区切りつつもキッチンとのつながりは残るので、料理中もダイニングにいる家族と会話が弾みます。
オープンキッチンに憧れていたものの、今では11cmの腰壁があって良かったと思うようになりました。
圧迫感がない
腰壁が低いおかげで、空間の圧迫感がありません。
腰壁は、開放感が魅力のオープンキッチンに比べて多少の圧迫感が出てしまいますが、低くすることで窮屈さが軽減されました。
建築中、大工さんが「いつも作ってる腰壁より低いから、空間が広く感じる。」と言っていたよ。
また、我が家は腰壁に薄めのグレーのクロスを使ったため、より圧迫感を感じずに済んでいます。
濃い色のクロスだと空間が狭く感じてしまう可能性があるので、極力圧迫感を無くしたい方は色味にも気をつけてくださいね。
我が家のアクセントクロスはこちら!
リビング・ダイニングをよく見渡せる
腰壁が低いと視界が邪魔されないので、リビング・ダイニングもよく見渡せます。
先ほどもお話しましたが、以前住んでいた家の腰壁はキッチン天板から30cmあったため、身長153cmの私はダイニングがほぼ見えませんでした。
家族がダイニングチェアに座っていると、顔はかろうじて見えてもその下は全く見えない状況。笑
コミュニケーションも非常に取りづらかったです。
今は腰壁を低くしたおかげでリビング・ダイニングがよく見渡せて、ペットの様子もよく分かるので安心です。
お子さんが小さかったりペットがいたりするご家庭は、低い腰壁の方がおすすめ。
配膳しやすい
腰壁が低いと、料理の配膳がしやすいです。
高い腰壁では器が傾いて汁がこぼれてしまうこともありましたが、今はその心配はありません。
また、ダイニング側からしても、とても器が受け取りやすい!
我が家はもう全員大人だけど、腰壁が低いとお子さんもお手伝いしやすそうだね!
下がり天井やペンダントライトとのバランスが良い
個人的に、ペンダントライトは長めに吊るすのが好きなので、低い腰壁とのバランスが取りやすかったと感じています。
本来、キッチンに吊るすペンダントライトは目線より少し上(床から160〜170cm)が理想ですが、我が家は145cmの高さ。
目線には被りますが、腰壁を低くしたおかげでペンダントライトのコードもしっかり長めに取れて、好みのバランスに仕上がりました。
さらに我が家のキッチンは下がり天井になっているため、腰壁が高いと「天井・ペンダントライト・腰壁」の間隔が詰まってしまい、開放感がなくなっていたかもしれません。
腰壁の高さを決めるときは、採用したいライトの種類や天井高とのバランスも、設計士さん・ICさんに相談してみてくださいね。
\参考までに/
唯一のデメリットは油や水はねを防止できないこと!
低い腰壁に満足している我が家ですが、唯一感じたデメリットは、油や水はねが防止できないことです。
丁寧に料理したつもりでも腰壁の上には小さな水や油の跡がついていますし、腰壁を超えてダイニング側まで飛んだ経験も。笑
水ならまだ良いのですが、油や調味料の場合は余計に掃除の手間がかかってしまいます。
もちろん11cmでも腰壁があると多少は防いでくれるのですが、安心感は無いに等しいと思っておいた方がいいです。
そこで我が家は防止策として、油や調味料の飛び散りが予想される料理のときは、折りたたみ式のレンジガードを立てるようにしました。
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最短42cm〜最長78cmまでの伸縮式なので、幅が変えられて便利。
使わないときはコンパクトに折りたたんで収納しています。
レンジガードの掃除も必須にはなるけれど、飛び散りがガードの中だけでおさまってくれるので助かってるよ。
しかし…!
- そもそもダイニング側まで汚れを広げたくない!
- 極力掃除を簡単にしたい!
- いちいちレンジガードの出し入れや掃除をしたくない!
このような方は、腰壁を高くするか、コンロの前に壁があるタイプのキッチンにした方が安心ですね。
腰壁を低くしても天板から11cmならコンセントを付けることも可能!
- 腰壁は出来るだけ低くしたい!
- でも作業台で使えるコンセントも付けたい!
このように思われている方は多いと思いますが、結論、腰壁を低くしても天板から11cmあればコンセントは付けられます。
我が家のキッチンは、タカラスタンダードのオフェリアです。
ミキサーや電気ケトルを使いたいので作業台付近にコンセントが必要でしたが、コンセントは元々オフェリアの仕様に入っていません。
そのため、工務店側で腰壁の立ち上がり部分に付けることになりました。
腰壁を出来るだけ低く出来るよう、コンセントはSプレートを使用。
天板から限界ギリギリ11cmの立ち上がり部分にきれいに収まりました。
当初はもっと腰壁を低くしたかったのだけど、私たちの工務店では「埋め込みや配線の関係で11cmが限界」だったよ。
我が家のオフェリアの仕様はこちら!
程よく手元を隠しつつ開放感のある低い腰壁で理想のキッチンにしよう!
11cmの腰壁は、程よく手元を隠しつつ開放感のあるキッチンにできます。
配膳もしやすいですし、何より家族とのコミュニケーションが取りやすい!
また、コンセントもちゃんと付けられるので、電源対策もバッチリです。
ただ、唯一のデメリットは水・油はねが防げないこと。
部屋に汚れを広げないためにも、必要に応じてレンジガードや油はね防止ネットを活用してくださいね。
あなたの家づくりの参考になると幸いです。
家づくり、楽しんでね!
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